ジェレミー・スコット(JEREMY SCOTT)

 
参考文献
CFDA公式サイト
ANDAM Fashion Awards公式サイト
 
 


 
 
 

発音

じぇれみー・すこっと

性別

男性

生年月日/生まれ年

1974年生まれ

国籍/出身

アメリカ合衆国・ミズーリ州

 
 

 
 

生い立ちからパリ時代

 
1974年にアメリカの中央部に位置するミズーリ州のカンザス・シティにて誕生。
 
10代後半だった1992年、西海岸のニューヨークに渡り、
ブルックリン地区のPratt Instituteという教育機関で学ぶ。
 
1996年にPratt Institute卒業するとアメリカに留まる事はなく、
少年時代からの憧れの地であるフランスのパリに渡り、
現地にて「JEREMY SCOTT」という自身の名を冠したブランドを設立。
 
そして、若干23歳という若さでパリコレデビューを果たした。
 
ちなみにパリにいた若手時代は、自身のブランドでの活動のほか、
クリスチャン・ルブタンなどの外部ブランドで働いていた時期もある事が判明している。
 
1999年には母国・アメリカのCFDA(アメリカ・ファッションデザイナズ協議会)
が主催する大きな賞で最優秀若手デザイナー賞にノミネートされた事もあり。
 
 
また2000年には世界最大級の若手デザイナー賞である
ANDAM Fashion Awards(ANDAM賞)を受賞し、脚光を浴びた。
 
 
 

2002年にアメリカ帰還

 
欧州にて確かな実績を残してから2002年に母国・アメリカに帰還すると
世界的スポーツ系ブランドのadidasのパートナー契約がスタートし、
以後、同ブランドとの密接な関係がスタート。
(ストリート系ブランド要素のあるJEREMY SCOTTの作品はadidasのスニーカー等との相性がとても良い)
 
また2006年には「Lomgchamp」との提携もスタート。
また2010年代に入るとSwatchとのコラボが展開されるなど、
2000年代後半から2010年代初頭にかけて、
デザイナーとしての評価・注目度が急上昇。
 
 
NYコレクションにおいても、
ショーの注目度はマーク・ジェイコブス、ラルフローレンなどと共に
最高ランクの存在となり、ジェレミー氏はアメリカを代表するデザイナーの1人に数えられるまでに。
 
 
 
 
 

2013年からMOSCHINOデザイナーとしても活躍

 
 
そんな中、作風が被るミラノコレクション系のトップブランド、
「MOSCHINO」からのオファーが届き、
2013年からは自身のブランドの活動として
モスキーノのクリエイティブ・ディレクター(デザイナー)としての活動もスタート。
 
就任後、ミラノコレクションでマクドナルドやバドワイザーなどの
パロディを行ったショーが世界的な注目を集め、
モスキーノというブランドの価値を一段と高めた。
 
 
2010年代後半以降もモスキーノを通じて一段と評価を高め、
世界最高峰のデザイナーの1人に数えられるまでになった。
 
 
世界的セレブのステージ衣装制作などでも活躍しており、
2015年2月にはジェレミーの大ファンであるケイティ・ペリーが
スーパーボウルのハーフタイムショーで着用する衣装をデザインし、こちらも大きな話題となった。
 
プライベートでは大の日本好きとして知られる。
 
 

2023年にMOSCHINOから離脱

 
 
2023年3月、前月の2023AWコレクションをもって
10年間務めてきたモスキーノのデザイナー職から離れることを発表。
 
 
 

 
 
 


 
関連人物
フランコ・モスキーノ・・・・・モスキーノの創業者
 
 
 
 

 

 
 
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