上田安子(Yasuko Ueda)

 
 
参考文献
上田安子服飾専門学校HPなど
 
 


 
 
 
1906年(明治39年)生まれ
大阪府出身
 
1923年に大阪府立の女学校を卒業。
 
1930年頃からプライベートで登山に夢中になるようになり、
当時の市販されている登山服は高価でデザインも悪かった中、
自分のセンスに合う登山服を自分で作っていく中で服飾デザインに傾倒していく。
 
そんな中で、1941年に「上田安子服飾研究所」という洋裁学校を立ち上げ、
教育者としてのキャリアをスタートさせた。
 
一方で、個人のデザイナー活動としては、
1949年に大阪市の大丸心斎橋店の顧問デザイナーに就任。
店内には彼女の作品を並べる専門のコーナーもできた。
 
 
その頃は、パリにおいてオートクチュールの全全盛期で、
現地にてそのトップに立っていたのがDior創業者のクリスチャン・ディオールであった。
行動力の高い彼女は1953年、ディオール氏に会うため渡仏。
 
そして、実際に現地にて
クリスチャン・ディオールに会う事ができたたけでなく、
彼のアトリエにて長期間にわたって様々な技術を習得する機会を得た。
 
素晴らしい体験をして1953年秋に帰国すると
現地で身につけたオートクチュールの技術を紹介していった。
(ディオール氏の死の直前である1957年にも現地で技術習得をする)
 
1960年代に入っても、ディオールと同じくパリのトップメゾンである
GivenchyやBALENCIAGAにてさらに幅広い技術を身につける事に成功。
 
 
1972年には、大阪府知事より教育功労表彰を受けた。
さらに1980年代には文部大臣賞など国から様々な賞を授与される。
 
 
数々の功績を残したのち、1996年に90歳で死去。
 
 
 


 
 
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