ジャン=ポール・ゴルチエ

 
参考文献
Jean Paul Gaultier公式サイト/SNSなど
 


 

1990年までのキャリア

 
Jean Paul Gaultier
 
生年月日=1952年4月24日生まれ
国籍=フランス
性別=男性
 
 
1952年にフランスの首都・パリにて誕生。
1970年からは10代後半の若さでパリ・オートクチュール界のトップ、
ピエール・カルダンのもとでアシスタントとして働き始める。
その後、老舗ブランド「ジャン・パトゥ」などでさらにキャリアを積み、
1976年に自身のメゾンを設立し、パリコレに出展しはじめる。
(日本とのゆかりが高くブランド初期段階から日本のオンワード樫山が彼をバックアップしてきた)
 
オンワードのバックアップのもとで事業を軌道に乗せ、
1980年代に入るとあっという間にパリを代表するプレタポルテのデザイナーへと成長。
一方で、1981年にはオンワード樫山とのライセンス契約を結んだ。
 
1980年代からは世界各地にブティックをオープンさせ、
ゴルチエブランドの人気はさらに加速。
バブル経済下の日本でも1980年代に大ブームとなっていた。
 
1990年代に入ってもデザイナーとしてますます成長を遂げ、
世界最高ランクのデザイナーの一人に数えられるほどになる。
 
長くプレタポルテ専業ブランドだったが、
ブランド立ち上げから約20年が経過した1997年には
オートクチュールブランド「Gaultier Paris」を立ち上げ、
パリコレのオートクチュール部門でも活躍しはじめる。
 
 
 

2000年代にはエルメスでも活躍

 
 
2000年代に入るとマルタン・マルジェラの後継者として
エルメスのデザイナーに抜擢され、
自身のブランドと老舗メゾン・エルメスの仕事をかけ持つ日々が2003年からスタート。
 
2010年秋にエルメスのデザイナーを退任してからは
再び自身のブランドの事業に専念し出し、
パリコレのオートクチュール部門、プレタポルテ部門両方で活躍。
 
なお、2012年には還暦を迎え、
その2年後となる2014年にはプレタポルテ事業から撤退し、
オートクチュール専門ブランドに移行する事を発表。
 
そして、2015年以降もパリコレのオートクチュール部門出展を続けてきたが、
70歳を間近を控えた2020年1月にはオートクチュールからも撤退し、
デザイナーを引退すると発表。
 
2020年1月に開催されたパリ・オートクチュール2020春夏シーズンは
沢山のビッグゲストを招き、盛大なラストショーが開催された。
 
 


 
なお、引退後はブランドを完全に閉鎖するのではなく、
ゲストデザイナーを招いてオートクチュールの発表を継続する道を選択。
 
2020年3月には最初のゲストとして、
彼とのゆかりが深い日本という国が生み出した世界的デザイナー、
sacaiの阿部千登勢が選ばれ、日本でも大きなニュースに。
 
 
 

 

 
 
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