ロメオ・ジリ(ROMEO GIGLI)

 
 
古書コレクターである家の息子として1949年に誕生し、
書籍に囲まれた環境の中で育つ。
 
成長して大学で建築の勉強をするようになったが2年で中退し、
20代前半の頃は世界中を放浪する生活をおくっていた。
 
30歳近くになった1970年代後半からファッションデザイナーを目指し始め、
ニューヨークやロンドンにて修行生活をスタート。
 
そして、1980年代前半に自身のブランドを設立し、
デザイナーを目指し恥じる手から僅か5年ほどでミラノコレクションにデビュー。
 
1987年にはパリコレクションにも参加するようになる。
 
以降、1990年代に入ってからコレクション発表の場を固定する事なく

• ミラノコレクション
• パリコレクション

のいずれかに参加し、世界のトップデザイナーへと成長。
 
彼ほど、発表都市を頻繁に移動してきたデザイナーは珍しい。
 
 
後継デザイナーにより、近年は基本的にミラノコレクションに参加。
2021年時点でのメンズクリエイティブ・ディレクターは
Alessandro De Benedetti。
 
 
 
2019年にアレキサンダー・マックイーンの人生に迫った
ドキュメント映画「マックイーン：モードの反逆児」が公開されたが、
ジリ氏は、マックイーン関連人物の1人として映画に顔出しインタビューで出演している。
 
 
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