エルザ・スキャパレリ(Elsa Schiaparelli)

 

生年月日

1890年生まれ・・・・・ココシャネルより7歳若い

死去年度

1973年・・・・・・ココシャネル死去の2年後

出身

イタリア

性別

女性

活躍した年代

1930年代

1940年代・・・・この時期、ココシャネルは長期休職中

作風の特徴

ショッキングピンクをはじめと下派手な色使いが得意

アヴァンギャルドで実験的な作風も特徴

世間的な評価

1930年代/1940年代を代表するデザイナー

 
 
スキャパレリの顔写真

 
 
1890年にイタリアのローマで誕生。
(フランス生まれのデザイナーではない)
 
10代後半で結婚を経験するがすぐに離婚。
 
1920年代半ばから移住先のフランス・パリにて
本格的なデザイナー活動をスタートさせた。
 
そして、1930年代にココ・シャネル(1883年生)に替わる
新世代のオートクチュールデザイナーとしてパリモード界において大活躍。
 
その後、ココ・シャネルがパリモード界に復帰した1954年に
ブランドを閉じて引退したのち、1973年に亡くなった。
 
生前はサルバドール・ダリはじめとしたアーティストとの交流が盛んであった。
 
服飾史の教科書等には欠かせない存在で、
1930年代・1940年代を代表する世界的ファッションデザイナーと評されている。
 
また、黒などのシックな色合いでデザインもコンサバなシャネルに対し、
自らが開発した「ショッキング・ピンク」をはじめとした派手な色使いをするほか、芸術家との交流が深い事も関連し、実験的な作風を特徴とするデザイナーとして有名。
 
 
女性という事以外、対極的な存在であるココ・シャネルと常に比較され、
女性デザイナーの中では最も「シャネルのライバル」として有名
 
 
 

スキャパレリブランドのその後

 
1950年代に閉鎖されたのち、約50年の時を経て
2000年代半ばにイタリア系ブランドの買収劇により、事業が再開。
 
2013年からは「Schiaparelli」というブランド名にて
パリコレのオートクチュール部門に公式参加。
 
 
 
 

 
 

 
 
 

ブランド再開後の主なデザイナー

 

  • クリスチャン・ラクロワ
  • ベルトラン・ギュイヨン
  • ダニエル・ローズベリー

 
 
https://www.schiaparelli.com/en
 
 


 
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