入江末男(Sueo Irie)
主な参考文献
ヒロココシノ公式サイト
入江氏の顔写真
ザ・インタビュー「パリジェンヌに愛され30年、デザイナー IRIÉのアルティザン精神」が配信されました。IRIÉはフランスのセレブたちに愛され続けているファッションブランド。独自の流行を展開し続けている入江末男さんの世界に迫ります。https://t.co/ph4WkB8XBz
— DesignStories (@DesignStoriesEU) October 7, 2017
生年月日 | 1946年(昭和21年)12月10日生まれ |
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出身地 | 大阪府 |
出身校 | 大阪総合デザイナー学院 |
大阪のデザイン系専門学校を1968年に卒業したのち、
心斎橋(大阪)にあったコシノヒロコのアトリエにて
スタッフとして数年間に渡り、修業を積む。
その後、1970年春にアジアと欧州を結ぶ「シベリア鉄道」に乗車して渡仏すると、
その頃にパリにてJungle Japという店を開いたばかりの高田賢三と出会う。
(高田賢三はコシノヒロコと同じく文化服装学院出身で、ヒロコの妹であるジュンコは賢三の同級生・親友という縁がある)
その後、しばらくしてKENZOのスタッフとして働きだし、
約10年間に渡り、高田賢三氏をアシスタントとして支え続けた。
KENZOを経てフリーのデザイナーとなり、
1980年からは「スタジオV」のデザイナーとして数年間活動。
その他、1980年前半には、
KENZO時代の同僚でのちにA.P.C設立する事となる
ジャン・トゥイトゥ氏とニューヨークでビジネスをしていた時期があり。
1983年、遂に自身のブランド「Irie」を立ち上げ、パリに店をオープン。
以降、地道にブランドを発展させ続け、不定期でパリコレにも小規模参加してきた歴史をもつ。
その他、東京コレクションを主催するCFDの会員となり、
日本開催の東京コレクションにも不定期で参加。
そんなIRIEブランドは日本での知名度こそそんなに高いとは言えないものの、
パリにおいては絶大な支持を得ており、あのカトリーヌ・ドヌーヴなどにも愛用されている。
2000年にはデイリーウェア「IRIE WASH」もスタート。
パリにおける長年の働きぶりが高く評価され、
2016年にはフランス文化勲章「シュバリエ」を受勲。
日本でも不定期でコレクション発表を行っている。
パリコレでは意識的に大規模なショーは開催しないスタイルをとってきたため、
日本の雑誌でIRIEのパリコレの事が大きく報道されるような事はなく、
一般層の間ではそんなに知名度が高くないと言われるが、
業界内では最も成功したアルチザン系(小さな工場の職人系)日本人デザイナーの一人として扱われている。
関連人物
- 高田賢三
- コシノヒロコ・・・・・新人時代の師匠
- 佐々木勉(元KENZO)
- ジャン・トゥイトゥ・・・・・KENZO時代の同僚でA.P.C.創業者
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