キャロ姉妹(Callot Soeurs)

 
 

  • マリー(長女/中心的な存在)
  • マルジェ
  • レジーナ

というフランス生まれの3姉妹から成るデザイナーユニット。
(ジョセフィーヌ/Josephineという女性込みで4姉妹と紹介される場合もあり)
 
メゾンを開設したのは1895年。
 
20世紀に入ってから本格的に活躍し出し、
第一次世界大戦がはじまる1914年までの
いわゆる"ベル・エポック"期のパリモード界で、
ポワレ、パキャン、ランバンなどと共に絶大な存在感を示す。
 
1918年の第一次世界大戦終戦後も、
まだキャリアが浅かったガブリエル・シャネルや、
このメゾン出身者である「バイアスカットの女王」ことマドレーヌ・ヴィオネなどと同時期に、1920年に入っても引き続き活躍。
 
しかしシャネルなどとは違って長く続く事はなく、
主要人物のマリーが1920年代後半に死去すると経営が傾き、
メゾン開設から約40年後となる1930年代後半にメゾンは閉鎖。
 
 
 

キャロ姉妹の作品情報

 
 
京都服飾文化研究財団のデジタルアーカイブに幾つかあり
イヴニング・ドレス(1911年頃)
https://www.kci.or.jp/archives/digital_archives/1910s/KCI_159
イヴニング・ドレス(1922年)
https://www.kci.or.jp/archives/digital_archives/1920s/KCI_314
 
 
 
 

 
 
 
 

 

 
 
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