キム・ジョーンズ(Kim Jones)

 
参考文献
LVMH公式サイト
 
 

シグネチャーブランド「Kim Jones」デザイナー時代

 
 
顔写真

 
 
 
 

生年月日

1979年生まれ

国籍/出身

英国

出身校

セントマーチンズ美術大学

 
 
ロンドン出身の英国人男性。
幼少期は世界中の様々な都市で生活した経験をもつ。
 
 
そんな時期を経てグラフィックデザインの学校で学んだのち、
英国の首都・ロンドンにある世界的な服飾専門学校、
セントマーチンズで服作りを学ぶ。
 
2001年にセントマーチンズを卒業すると
自身の名を冠した「Kim Kones」というブランドを立ち上げ、
地元で開催されるロンドンコレクションに参加(レディース)。
なお、東京の文化が好きなデザイナーとして知られ、
若い頃からNIGO・高橋盾など、日本のストリートシーンのトップランナー達との付き合いがある。
 
メンズ分野では2000年代半ばから
フランス・パリで開催されるパリメンズコレクションに参加するようになった。
 
2007年にはコレクション発表の場をアメリカに移し、
NYコレクション(男女両部門共催)にデビュー。
 
*海外サイトでレポートが見つかるのは2007年秋冬シーズンまで。
この時期にブランド休止
 
 
 
 

ダンヒル(dunhill)デザイナー時代

 
2008年初めには、
フォーマル系の世界的ブランド
「dunhill」
のメンズ部門デザイナー(クリエイティブ・ディレクター)に就任し、
2010年までこのブランドのメンズ部門を統括してきた。
 
 
 

「Louis Vuitton」メンズデザイナー時代

 
ダンヒルを経て2011年には、パリの最高級ブランドである
「ルイ・ヴィトン」
メンズ部門のデザイナー(アーティスティック・ディレクター)に就任。
 
*レディース部門の統括者は、マーク・ジェイコブス氏で、
キム氏はLouis Vuittonのレディース分野にはノータッチ。
 
在任中は、ルイヴィトンとは対極的に位置にある
世界最大級のストリートブランド「Supreme」とのコラボを行うなど、
様々な話題を提供してきた。
 
キム氏の力によってLouis Vuittonは大きく客層を広げる事に成功したが、
2018年1月の2018年秋冬シーズンをもって退任。
 
なお、キム氏の後任には
ストリートクチュール系ブランドの代表格である
「Off-White」のヴァージル・アブロー氏が選出された。
 
 
 
 

Dior HOMME(Dior Men)のディレクターに就任

 
ルイ・ヴィトンを離脱して去就に注目が集まっていたが、
2018年3月には早くもクリスヴァンアッシュ退任後の
「Dior HOMME(Dior Men)」
アーティスティック・ディレクターに就任。
(衣料分野とアクセサリー分野)
 
なお、ディオールオムのディレクターに就任したのち、
"メンズもレディースもディオールはディオールである"
という考え方のもと、長く使われてきた呼称「Dior Homme」から
Hommeを外し、彼の意見によりメンズ部門も「Dior」と呼ばれるようになった。
 
 

2020年秋からFENDIも兼任

 
ディオールオムのクリエーションで忙しく働く中、
2020年にはディオール同様にLVMHグループのブランドである
FENDIのウィメンズディレクターに就任し、
ウィメンズ部門のプレタポルテ・オートクチュール両方を作る立場に。
 
 
つまり、

  • ディオール
  • FENDIプレタポルテ
  • FENDIオールクチュール

という3つを受け持つ、更に多忙な状態に。
 
 
2021年にはオートクチュールデザイナーとしてのキャリアもスタートさせた。
 
 
2021年には母国の英国ファッション協議会が主催する
The Fashion Award 2021にてデザイナー・オブ・ザ・イヤー賞を獲得。
 
 
 


 
 
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