エンリコ・コヴェリ(Enrico Coveri)

経歴・プロフィール

 
 
1952年生まれ。
 
イタリアのフィレンツェ近郊エリアにて誕生し、
ピストイア芸術学校などで学ぶ。
 
10代後半で舞台衣装のデザインを通じてキャリアをスタートさせ、
フィレンツェのテキスタイル会社にてキャリアを積む。
 
その会社を経て独立したのち、
パリと並ぶ世界の服飾都市であるミラノに移り、
1974年からミラノでのデザイナー生活をスタート。
 
1976年には自身の名を冠した「Enrico Coveri」というブランドを設立し、
1978年頃に20代半ばという若さでパリコレデビュー。
 
その後、バレンティノ・ガラヴァーニなどと共に
イタリア系パリコレデザイナーとして長く活躍したが、
1990年に心臓発作が原因で、38歳という若さにて死去。
 
創業者が死去してブランドが閉鎖される事はなく、
姉のシルバーナが会社の経営を引き続き、
その後もレディースはパリコレクション、
メンズ部門はミラノコレクションに参加。
 
なお、その後はメンズだけでなくレディスも発表の場をミラノに移し、
ミラノコレクションのレディース部門に参加する形となった。
 
 
 

パリコレ映像

 
1983年春夏シーズンのパリコレ映像(日本人モデルの山口小夜子も登場)