ガブリエラ・ハースト(Gabriela Hearst)

 
 
 

生い立ちからCandela時代

 
 
■生年月日=
1976年生まれ
 
 
1976年にウルグアイで羊毛業を営む一家の娘として誕生。
自然豊かな牧場において少女時代を過ごす。
(大自然の中で育った事が、その後のものづくりの考え方に大きな影響を与える)
 
その後、いくつかの都市での生活を経て
2000年からアメリカに移住して現地で生活をするようになり、
この時期からアパレル業界で働き始める。
 
ガブリエラ・ハーストというブランドを立ち上げる前は、
専門学校に通う事なく独学で服作りのノウハウを覚え、
2004年に「キャンデラ(Candela)」というニット系ブランドを立ち上げた上で、そのデザイナーとして活動していた時期もあり。
 
 
 
デザイナーの近影写真

 

2015年にGarbiela Hearstを創設

 
 
時を経て、アラフォー世代となった2015年には
アパレル業界が地球環境に大きな悪影響を与えている事が問題視される状況の中で、
サステナブルで地球に優しく、高品質な商品を提供する事をコンセプトとした
「Gabriela Hearst」という、彼女にとって2つ目のブランドを創設。
 
そして、ブランド創設と同時に活動の拠点となっているアメリカ開催の
NYコレクションに出展しはじめると、
瞬く間に注目デザイナー/ブランドとしてフィーチャーされはじめ、
2017年1月には2016-17年シーズンの
「International Wookmark Prize(国際ウールマーク賞)」
という世界的な新人デザイナー向け賞でレディース部門のGPを獲得。
 
さらに、2017年には世界最大級のファッション・アワードである
CFDA(アメリカ・ファッションデザイナー協議会)主催の
「CFDA Awards」において若手向けの
"Emerging Talent Award"
にノミネートされ、2017年にブレイク。
 
翌2018年にはブランド立ち上げからわずか3年で
「CFDA Womenswear Designer of the Year」
というアメリカ拠点の女性服デザイナーにとって最大の栄誉となる賞にノミネート。
 
 
 

激動の2020年

 
2019年には、地球な優しいサステナブルなブランド・企業との
積極的な提携を進めるLVMHグループの出資を受け入れ、資本体制が強化。
世界最大のファッション系コングロマリットがバックについたことで
ますますサステナブルなビジネスを有利に展開できる環境が整った。
 
 
2020年秋には、2年前にノミネートされたものの受賞は逃した
「CFDA Womenswear Designer of the Year」
を受賞し、アメリカの女性服系デザイナーの頂点に登りつめる。
 
また10月にはデビューから出展を続けてきたNYコレクションから離れ、
コロナ禍の中でも開催が強行された
パリコレクョン(Paris Fashion Week)
の公式日程入りし、パリコレにて2021SSシーズンにランウェイショーデビューを飾る。
 
 
2020年12月には、直前に退任が発表された
ナターシャ・ラムゼイ・レヴィに替わり、
パリの高級レディースブランド、
Chloeの新たなクリエイティブ・ディレクターに就任。
2021年春から、自身のブランドでの活動と並行して
Chloeのクリエイティブ・ディレクター(デザイナー)としても活動する事となった。
 
 

 
 

2023年秋でクロエを退任

 
2021年からクロエのデザイナーとしても活躍し、
報道によると売上アップにも貢献してきたと言われるが、
2023年夏に2024年SS(2023年秋開催)コレクションをもって退任する事が発表される。
 
 
 
 

ガブリエラ・ハーストの豆知識

 

  • 既婚者であるが、夫であるオースティン・ハースト(Austin Hearst)は、William Randolph Hearsというアメリカ新聞業界の重鎮の孫。

 
 
 

公式的映像

 
 
WWDチャンネル
「10 of Tomorrow: Gabriela Hearst」

 
 
 
 
 
 
 

 

 
 
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