中島伊津子(Itsuko Nakashima)

 
DCブランド全盛期のトップデザイナー
 

 
 
昭和26年に大分で誕生した女性デザイナー。
 
1970年に大分県立中津南高校を卒業したのち上京し、
東京デザイナー学院にて学ぶ。
 
同校を卒業してからは一時期、株式会社一珠で働いていたが
1975年には松田光弘氏率いる株式会社ニコルに移籍。
 
その後、ニコルブランドのチーフデザイナー職を託され、
1980年代に「NICOLE」ブランドを通じ
東京コレクションの中心的なデザイナーとして活躍。
(その頃、創業者の松田氏はMADAME NICOLEのデザイナーとして活動)
 
国際的な活躍も期待されていたが、
1988年春、36歳という若さで急死し、当時の業界ニュースにて大きく報じられた。
死因は自殺と報じられている。
 
 

 
 
その後、ニコルブランドは当時20代の若手女性デュオ

• 遠藤裕子(1961年生まれ)
• 千葉美恵(1961年生まれ)

 
へと引き継がれ、ニコルブランドはその後も1990年代前半まで
東京コレクションの中心的存在に君臨し続けた。
 
 

 
関連人物

• 松田光弘・・・・・ニコル創業者
• 遠藤裕子/千葉美恵・・・・・ニコル後継者のデュオ
• 小林由紀雄・・・・・同時期にニコル社で活躍した当時の若手デザイナー。ムッシュニコルのデザイナーを経て1990年代にはパリコレでも活躍