ギ・ラロッシュ(Guy Laroche)

 
 
参考文献
ギラロッシュ公式サイト
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ギ・ラロッシュ(Guy Laroche)氏のプロフィール

 
1921年にフランス南西部のラ・ロシェルという地域で誕生。
 
1949年に出生地の約500km北東に位置するパリに移住し、
ジャン・デッセ氏のもとで下積み生活をはじめた。
 
その後、渡米してアメリカでのデザイナー生活をへてパリに戻り、
1957年に自身の名を冠したオートクチュールサロンを創設。
(つまり、1957年がギ・ラロッシュブランドの起源)
 
そして、クリスチャン・ディオール氏が1950年前後に発表してきた
女性を締め付けるデザインとは対照的な、気軽に着られる衣料を次々に発表していく。
(なお、1960年代後半には多摩美術大学を経て渡仏した三宅一生氏が彼のアトリエで働いていた事でも有名)
 
その後、オートクチュール(高級注文服)だけでなく
アパレル分野ではプレタポルテ(既製服)部門にも進出し、
香水事業などもスタートさせて、1970年代以降は一気にブランド規模が拡大。
 
1973年には日本でもプレタポルテコレクションの発表を行った事がある。
 
1980年代には栄誉ある「デ・ドール賞」を受賞したほか、
1987年にはフランス政府からレジオン・ドヌールを受勲するなど、
1980年代後半までフランスを代表するデザイナーとして活躍。
 
 

デザイナー引退後のブランド

 
1989年2月にギ・ラロッシュ氏は死去。
 
しかし、創業者の死と共にブランドが消滅はせず、
イタリア人男性デザイナーのアンジェロ・タルラッツィ氏に引き継がれ、
パリコレのオートクチュール部門への参加を継続。
(その後、オートクチュール部門からは撤退)
 
さらにアルベール・エルバスなどによってメゾンは継承されてきた。
 
 
プレタポルテ部門に関しては長く遠ざかっていた時期があるものの、
2010年代に入ってパリコレへ本格的に参加し出し、
プレタポルテ部門においてもトップブランドとして扱われている。
 
 
 
 
 

 

 
 
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