マルティーヌ・シットボン
Martine Sitbon
参考文献
クロエ公式サイト
リュードゥマイユ公式サイト(https://ruedumail.com/)
1950年生まれ。
女性。
チュニジア人(父)とイタリア人(母)のハーフ。
スペインの南側に位置するモロッコのカサブランカ出身。
幼少期にスペインの北隣に位置するフランスの首都・パリへと移住。
現地のデザイン系学校で学んだのち、服飾デザイナーとしてのキャリアをスタート。
その後、1980年代半ばに自身の名を冠したレディースブランド
「Martine Sitbon」
を立ち上げ、パリコレのプレタポルテ部門に出展しはじめた。
そんな中、カール・ラガーフェルドの離脱(1983年)以降、
バタバタが続いていたパリの高級レディースブランド
「クロエ(Chloe)」
の新たなヘッドデザイナーに1987年、抜擢される。
そこからはパリコレにおいて
自身のブランドとクロエの両方を手掛ける多忙な生活がスタートした。
その後、数年に渡って両ブランドのデザイナーとして大活躍。
(その後、カール・ラガーフェルドは1992年にクロエ復帰)
クロエのヘッドデザイナーを退任してからは
自身のシグネチャーブランドの仕事に専念するようになり、
1990年代に世界的なデザイナーとしてさらなる活躍を見せた。
1990年代半ばのスーパーモデルブーム期には多数の世界的モデルがショーに出演している。
その後、2000年代に入ってからも、
2004年頃まで「Martine Sitbon」ブランドでパリコレ参加を継続。
2007年からはJimmy K.W. Chanという人物が立ち上げた
「リュー・ドゥ・マイユ(Rue du Mail)」
という新ブランドのデザイナーとしてパリコレに復帰。
(2007年3月開催の2007-2008秋冬シーズンから)
同年にはパリに新ブランドの店をオープンさせ、
再びトップデザイナーとして活躍し始めた。
(2013年頃を最後にパリコレには参加しなくなるが、ブランドは存続している)