DCブランド
DCブランドとは、
1980年代の日本で大流行した個性的なデザインのブランド群の事(和製英語)。
- Dはデザイナー
- Cはキャラクター
で、「デザイナーズ&キャラクターブランド」の略。
具体的には、シンプルなデザインのブランドとは対照的に
デザイナーの名前や作風を前面に押し出した前衛的なブランドが該当する。
具体的には、
- ピンクハウス(金子功)
- コムデギャルソン(川久保玲)
- ヨウジヤマモト(山本耀司)
- YOSHIYUKI KONISHI(小西良幸)
- MILK(大川ひとみ)
- ニコル(松田光弘)
- タケオキクチ(菊池武夫)
- YOSHIE INABA(稲葉賀恵)
などが代表的な存在。
国内のファッションショー(東京コレクション)や
海外のファッションショー(パリコレクションなど)に参加していたケースが多い。
1980年代後半に入ってブームが終焉すると、
マンションの一室ですべての業務をこなしていたような小さなメーカー(ブランド)はどんどん姿を消していった。