FEC賞(FECJ賞)
一般社団法人日本ファッション・エディターズ・クラブ
<Fashion Editors' Club of Japan>
が主催する国内最大級のファッションアワード。
FECJ賞と表記される場合もあり。
なお、近年は毎年開催される感じではなくなっており、
- 第54回=2012年12月
- 第55回=2017年3月
には4年ものスパンがあり。
今後の動向も不透明な状況。
受賞価値・ステータス
国内外で活躍するデザイナー・モデルなどが対象で、
歴史が長いほか世界的な受賞ステータスも高く、
国際部門を受賞した世界最高ランクのデザイナーが
わざわざ授賞式に駆けつけるほどの存在。
近年では、グッチデザイナーのフリーダ・ジャンニーニが授賞式のために来日したような例がある。
なお、フリーダ氏は受賞式でのスピーチにて、このような歴史と権威がある賞を受賞できて光栄といったコメントを残した。
1980年代前半にスタートした毎日ファッション大賞よりも
こちらの賞のほうが遥かに歴史が長く、
世界的な知名度・受賞ステータスも高いという意味で、
こちらの賞のほうが格上。
- アメリカのCFDA賞
- イギリスのBritish Fashion Award
などが競合する存在。
第55回(2017年時点)の設置賞
デザイナー・オブ・ザ・イヤー | 国内外で活躍する主な日本人デザイナーが受賞対象 |
---|---|
インターナショナル・デザイナー・オブ・ザ・イヤー | その年に際立った活躍をした海外のデザイナーが受賞対象 |
モデル・オブ・ザ・イヤー | その年に国内外で輝かしい活躍をみせたモデルが対象 |
セレブリティー・オブ・ザ・イヤー | 有名なモデル/タレント等が授賞対象 |
特別賞 | 明確な対象は不明 |
第51回目からはデザイナー部門が
- デザイナー・オブ・ザ・イヤー=日本のデザイナー向け
- インターナショナルデザイナー・オブ・ザ・イヤー=海外のデザイナー向け
分割。
近年の受賞者情報
震災の影響で2011年度はお休み
第55回(2017年3月) | デザイナー・オブ・ザ・イヤー=落合宏理(FACETASM) インターナショナルデザイナー・オブ・ザ・イヤー=アレッサンドロ・ミケーレ(GUCCI) モデル・オブ・ザ・イヤー=森星 セレブリティ・オブ・ザ・イヤー=森星 特別賞=高田賢三 |
---|---|
第54回(2012年12月) | デザイナー・オブ・ザ・イヤー=高橋盾(UNDERCOVER) 新人賞=山縣良和(リトゥンアフターワーズ) モデル・オブ・ザ・イヤー=水原希子 セレブリティ・オブ・ザ・イヤー=武井咲 特別賞=三宅一生(デザイナー)・芦田多恵(デザイナー)・原由美子(スタイリスト)・草間彌生(芸術家) |
第53回(2010年4月) | デザイナー・オブ・ザ・イヤー=ジル・サンダー(+J/ユニクロ) インターナショナル・デザイナー・オブ・ザ・イヤー=クリストファー・ベイリー(BURBERRY) モデル・オブ・ザ・イヤー=佐々木希 *当時、ユニクロの「+J」デザイナーとして活躍していたジル氏が授賞式に登場 |
第52回(2009年6月) | デザイナー・オブ・ザ・イヤー=阿部千登勢(sacai) インターナショナル・デザイナー・オブ・ザ・イヤー=フリーダ・ジャンニーニ(GUCCI) モデル・オブ・ザ・イヤー=TAO 特別賞=黒木メイサ *イタリアからふフリーダ氏が駆け付ける |
第51回(2008年5月) | デザイナー・オブ・ザ・イヤー=山本里美(LIMI feu) インターナショナル・デザイナー・オブ・ザ・イヤー=ステファノ・ピラーティ(サンローラン) 功労賞=植村秀 特別賞=菊地凛子 *ステファノ・ビラ―ティ氏が来日 |
第50回 | 情報整理中 |
第49回(2005年度) | モデル・オブ・ザ・イヤー=杏 その他の受賞者は不明 |
それ以前の主な受賞者(デザイナー)
- 中野裕通(1999年) 第42回特別賞
- 山本耀司(1997年) 第40回など複数回受賞
- 小西良幸(1998年)
- 渡辺淳弥(1995年)
- 鳥居ユキ(1976年/1988年) 第20回/第32回
- 植田いつ子(1975年) 第19回
- 花井幸子(1973年)
- 高田賢三(1972年)
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