岸田一郎(Ichiro Kishida)

 
 
顔写真

 
 

生年月日

1951年生まれ

出身地

大阪府

職業

雑誌編集者

メディアプロデューサー

 
 

世界文化社時代

 
1951年(昭和26年)に大阪で誕生。
 
東京の日本大学を卒業したのち、フリーライターとしてキャリアをスタート。
 
その後、中堅出版社の世界文化社に入社し、
1989年からはファッション誌要素の強いモノ雑誌
「Begin」の創刊編集長として活躍。
 
その後、Begonから派生した「時計Begin」、
フォーマル系ファッション誌「MEN'S EX」の創刊編集長としても活躍した。
 
 
 

主婦と生活社時代

 
2000末に世界文化社から主婦と生活社に移籍し、
2001年に30代・40代の富裕層男性をターゲットとする
「LEON」というファッション誌/ライフスタイル誌を創刊。
 
すると、この雑誌の存在が当時の日本社会の中で
一大ムーブメントを起こし始め、その雑誌のカリスマ編集長である
岸田氏はいちやく時の人となり、自らが積極的にメディアに登場するようになった。
 
なお、LEONブーム最盛期の2005年には
誌面に頻繁に登場する"ちょい不良(ワル)おやじ"といったワードが
日本中で話題となり、年末には
「チョイモテオヤジ」
という語句が、あの流行語大賞にてトップテン入りするまでになり、
年末の表彰式には岸田編集長が出席している。
 
ブームの待った高中にはLEONの女性版とも言える
「NIKITA」を創刊し、こちらもヒットさせている。
 
 
 

低迷していた2010年前後

 
 
LEONのカリスマ編集長として
国民誰もがその名・その顔を知る存在となった岸田氏ながら、
あまりにも成功しすぎて浮足立っていた中、
世界文化社の重役昇進の話を断って、退社。
 
自身の会社を立ち上げ、
「zino(ジーノ)」
という紙雑誌とウェブマガジン両方の側面をもつ
富裕層男性向け新メディアを2007年に立ち上げたが、
出版社に分類される会社は事業を軌道に乗せるまで時間がかかるという背景がある中、
雑誌の経営ではなく会社自体の経営に苦労する日々に突入してしまい、
決して雑誌の評判は悪くなかったものの
会社自体を存続させる事ができず、zinoは約1年で休刊(実質的に廃刊)。
 
さらに自分の家を失うという事態にまで発展し、
この時に、自身はあくまで"編集者"なのであって
会社経営にはまったく向かない人間である事を思い知った。
 
 

2013年頃から再び活躍

 
 
新会社の経営に失敗して大変な時期を過ごしていた時期を乗り越え、
2011年には還暦を迎えたのち、
2013年春には「SUPER CEO」というビジネス系の電子雑誌を創刊。
 
さらに、この年の年末にはセブン&アイHD傘下の出版社、
セブン&アイ出版社という巨大資本との協業で
「MADURO」という50代・60代の富裕層男性をターゲットにした
新しいファッション誌を往年のLEON編集部スタッフ達と共に
相関させる事が大きなニュースとなり、表舞台に復帰。
 
2014年にMADUROが創刊されたのち、約1年に渡って編集長として活躍。
 
2015年秋、若手に職を譲りたいといった事情から
MADURO編集長を勇退すると、2016年秋に設立された
GGメディアという新会社を通じ、
2017にはMADUROよりさらに年齢層の高い男性層をターゲットとする
「GG(ジージー)」
という新たなライフスタイル誌を創刊。
 
 
この新雑誌創刊の件も大きなニュースとなった。
 
 
日本の出版業界の中で最も成功したファッション誌編集者の1人と言われる。
 
 
 
 


 
関連人物

  • 四方義朗・・・・雑誌「GG」の表紙モデルに抜擢した昭和の名ファッションプロデューサー
  • 干場義雅・・・・・・LEON時代に岸田氏を支えた敏腕編集者

 
 
 
 
 
 

 

 


 
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