寺井秀藏(HIdezo Terai)

 
参考文献
ワールド社ホームページの各公開資料
 

初期キャリア

 
株式会社ワールド創業家の男性で、
寺井氏が小学生であった1959年にニット婦人セーターの卸売業の会社として
株式会社ワールドが神戸において設立される。
 
その後、1965年にワールドは東京に進出し、
寺井氏は1969年春に旧ワールド社に入社する。
 
13年の平社員時代を経て1982年春に取締役の1人に就任。
1986年には常務取締役となる。
 
 
1997年2月にはワールド副社長に昇進し、
さらには7カ月後の9月に社長に就任。
 
 

ワールド社長時代

 
社長に主任してから1998年ワールド社は大阪2部に続いて
東京証券取引所の第2部に上場。
翌1999年には東京/大阪ともに証券所にて第一部へと昇格させた。
 
2005年には、自由な経営を求め、
MBOという手法で一度非上場会社にする。
 
非公開企業になって自由な経営が出来るようになった中、
2007年には売上高3000億円を達成。
そんなアパレル業界最大級の会社の社長として年々存在感を高めていった。
 
 

会長時代/取締役からも退任

 
 
18年間に渡って大企業の社長/CEOとして活躍したのち、
2015年4月には16歳年下の敏腕ビジネスマン、
上山健二氏(1965年生/東京大学出身)に社長職を託し、
自身はワールド社の代表権のある会長職に。
 
会長となった中、2015年春には広義ではワールドの
ライバル会社とも言える株式会社しまむらの社外取締役に
就任した事が大きな話題となった。
(この役職に関しては、数年で退任)
 
会長となって5年が経過した2020年には、
社長の上山健二氏が代表権をもつ会長へ、
専務の鈴木信輝氏が社長へと昇進する人事異動が起こった中、
その人事異動によって、上山氏と鈴木氏に完全に経営を託して取締役から退任。
 
 
 
 

関連人物
鈴木信輝