VFコーポレーション(VF Corp/VF Corporation)
靴・アパレル・アクセサリー系企業を保有する世界的なアパレル企業
参考文献
VF Corporation各公式メディア
VFコーポレーションの歴史・概要
上場市場
NYSE(ニューヨーク証券取引所)
拠点=
アメリカ
歴史
<創業から1990年代>
1899年にJohn Barbeyという人物が
アメリカ東部のペンシルベニア州にて
手袋などを製造する会社を立ち上げたのがすべての起源。
1910年代にはシルクランジェリー(絹製の下着)分野に事業を拡大し、
社名をSchuylkill Silk Manufacturingへと変更。
その後、"Vanity Fair"というブランド名で下着製造を本格的に開始し、
それに伴い、Schuylkill Silk Manufacturingから
"Vanity Fair Silk Mills, Inc."
へと再度、社名を変更した。
(1940年代に社名から"Silk"という単語が外された)
第二次世界大戦が終わり、
1950年代に入るとジーンズブランドLeeを展開する
H.D Leeという会社を買収して非下着のアパレル系事業に進出すると共に
この時に、"VF Corporation"という現在の社名となった。
1980年代から1990年代にかけて様々なブランドを次々に買収し、ポートフォリオを拡大させていく。
<さらなる巨大ブランドを次々に買収/創業事業を売却>
2000年代に入るとファッション要素の強い世界的な
アウトドアウェアメーカーとして知られるTHE NORTHFACEを買収。
これによってアウトドア系企業というイメージが強まっていく。
その後、VANSやTimberlandといった世界的なシューズブランドも傘下に収め、
シューズ分野へと事業を拡大。
一方、2007年には創業時期からの事業で社名の由来ともなっている
"Vanity Fair"という下着ブランド事業部門を売却した。
<2010年代以降>
2017年にはワークウェアブランドのDickiesなどを買収し、
ワークウェアブランド事業へも本格進出。
2020年時点で、社内には
アウトドア
ワーク
ACTIVE(スポーツ寄り)
という3つの部門が存在する。
2020年秋には1994年に創設されたアメリカが誇る
世界最高峰のストリート系ファッションブランド
「Supreme」の買収という大きな出来事が起こり、
VFコーポレーションという会社名が日本でも一気に広まった。
VFとは何の略か?
会社の歴史でも触れている通り、
創世記からシルク製下着の製造をしてきた企業で、
その下着ブランド名が"Vanity Fair"であった事がVFの由来。
(Vanity Fairというブランドの事業は2007年に売却しており、もう展開していない)
VFコーポレーション傘下のブランド一覧
OUTDOOR | Altra Icebreaker Smartwool The North Face Timberland |
---|---|
WORK | Bulwark Protection Dickies Horace Small Kodiak Red Kap Terra VF Solutions Walls |
ACTIVE | Eagle Creek Eastpak JanSport Kipling Napapijri Vans Supreme |
Supremeに関しては、ACTIVEではなく別部門として展開していく可能性もあり。
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