寺田和正(Kazumasa Terada)
寺田和正さんのプロフィール
生い立ち
1965年生まれ。
広島県福山市出身。
鉄工所を経営する家系のもとに生まれ、その社長である父に憧れながら育つ。
そんな中で少年時代から工場の後継者を目指すようになったが、
長男ではない自分はどうやら家業を継ぐ事は出来ない事を悟り、
それを機に中学生の頃、社会人になったら起業して社長になる決意を固める。
大学時代/商社時代
高校を卒業したのち東京の駒澤大学に進み、
3年生の頃にはカナダ留学を経験し、現地にて様々な貴重な体験をする。
留学から帰国してからは革ジャンビジネスを個人で成功させ、
その時点でも敏腕ぶりを発揮していたが、
一人前の経営者としては社会経験/ビジネスが足りなすぎる事を危惧し、
大学を卒業してそのまま起業するのではなく就職する事にし、某商社入り。
独立して経営者に
1988年に大学を卒業してから3年間に渡って
商社にて様々なビジネスを経験すると、1991年に独立。
そして、ブランド商品の輸入・卸売り関連の会社を立ち上げたが、
他者が製造した商品は自分達でコントロールする事が出来ず、
苦しい思いを重ねていく中で、自分達で商品を作る事を決意。
1994年からは自社企画・生産・小売り(SPA)形式の
「サマンサタバサ」というバッグ系ブランドを立ち上げ、
1990年代に勢力を拡大していった。
2000年前後からは雑誌とのコラボや
パリス・ヒルトンをはじめとするセレブの広告モデル起用などが
きっかけとなり、サマンサタバサの派生ブランドは日本の他い女性層の間で大ブームに。
2005年末には東証マザーズ上場を果たし、
国民的なバッグ・財布・アクセサリーブランド/企業へと成長。
上場してからはサマンサタバサを世界的なブランドにすべく奔走してきた。
2019年の社長退任後
2010年代に入ってもサマンサ社のカリスマ経営者として
大活躍していた寺田氏であったが2019年、
紳士服大手のコナカ社長へサマンサ社の株式半分売却するタイミングで
自らが1990年代に興したサマンサタバサ社の社長職から退任。
そして同社の取締役に異動し、
創業者としてサマンサ社を監修していく立場に。
社長職から離れ、今後どんなビジネスを行っていくのか動向に注目が集まる中、
2020年3月には
サマンサの海外事業・スイーツ事業の推進を目指す
「サマンサグローバルブランディングアンドリサーチインスティチュート」
という新会社を立ち上げ、その会社の代表者になった。
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