前澤友作(Yusaku Maezawa)

 
 

生年月日

1975年11月22日

出身地

千葉県鎌ケ谷市

出身校

早稲田実業高校

前職

経営者

前々職

ミュージシャン

 
 

生い立ちからプロミュージシャン時代

 
 
1975年11月、
千葉県北西部の鎌ヶ谷市にて誕生。
 
小学校時代から頭の良い子供として知られていたと言われる。
 
中学校を卒業すると、遠方の早稲田実業高校に進み、
(高い確率で確実に)エスカレーター式で早稲田大学へと進学できる状況となった。
 
しかし、勉強に興味がなく音楽活動などに明け暮れる日々で、
かろうじて高校は卒業したものの早稲田大学に進む事はなく、
高校を卒業すると、当時の彼女を追いかけてアメリカへ。
 
 
帰国してからは所属していたバンド活動を精力的に行い、
プロのミュージシャンとして生活する事を夢見るようになり、
彼が所属していた「スイッチスタイル」というバンドは
インディーズシーンにて活躍。
 
一方で、アメリカに渡った事がきっかけで
日本にて音楽CD・レコードのカタログ販売ビジネスを開始。
(これがZOZOTOWN事業の源流)
 
1998年にはスタートトゥデイという会社を設立するまでになった。
 
本業も音楽活動も好調で遂に所属していた「スイッチスタイル」というバンドは
メジャーデビューを果たし、椎名林檎などのプロデューサーとして知られる
亀田誠治が作品をプロデュースするほどの存在にまで成長したほか、
大きなライブツアーが行えるほどの人気を獲得。
 
しかし、アメリカ同時テロ事件の直後あたりの時期、
音楽活動で忙しくてスタートトゥデイ社のビジネスがおざなりになっていた中、
ある日、愛想をつかして社員が同時に辞めてしまうという事態が発生。
それにより、26歳の頃に音楽活動を停止し、ビジネスマンとして生きる事を決意。
けじめとして音楽活動をスパっとやめた。
 
 
SWITCH STYLE「A FILM」

亀田誠二氏がプロデュースしたスイッチスタイルの全10曲入りアルバム(前澤氏が25歳であった2001年発売)
 
 
 
 

ZOZO社長時代

 
ビジネスに専念する事を決めた前澤氏は、
持ち前の天才的な頭脳・アイデア・行動力を武器に
音楽ソフトの販売だけでなく洋服の販売もスタートし、
アパレル事業も軌道に乗せた。
(当時は洋服をネットで買うという行動が一般的ではなかった中、
洋服の通販事業を成功させた先見性の高さは高く評価されている)
 
そして、2004年に音楽ソフトではなく
アパレル商品を取り扱う通販サイト「ZOZOTOWN」をオープン。
 
そのZOZOTOWNはセレクトショップ大手である
ユナイテッドアローズの出店を境にどんどん規模が拡大し、
日本最大級のファッション通販サイトへと成長。
 
2007年秋には30代前半の若さで株式会社スタートトゥデイを
東証マザーズ市場上場へと導いた。
 
上場会社となった事でスタートトゥデイ社の信頼性はますます高まり、
その高い信頼性を武器に次々に新たなブランド誘致に成功し、
日本に存在する若い世代向けファッションブランドの大半が
ZOZOに出店しているような状態にまでなる。
 
 
2010年代半ばあたりからは会社やZOZOTOWNの知名度が上がる中、
この会社を若くして大企業へと育て上げた天才・前澤氏への注目度も急上昇し、
たくさんのメディアから受けるようになり、
有名女優との交際が明らかになった事で
ワイドショーにも頻繁に取り上げられ、国民的な知名度を誇る存在に。
 
美術好きの側面も持ち、2013年には美術関連の団体を立ち上げ、
その団体の理事には、前澤氏がこよなく愛するバンド、
ミスターチルドレンのプロデューサーとしても有名な小林武史さんなどが就任。
 
 

ZOZOからの離脱後

 
 
前澤氏が有名人になった事でZOZOのイメージはさらにアップし、
業績はさらに急上昇していったが、
一方で本気で将来的に月に行ってみたい/まったく別の自由な人生をおくりたいと思っていた前澤氏は
どこかのタイミングでZOZOから離れる事を決めていたと言われる。
 
2018年には芸術面での貢献が認められ、
フランス芸術文化勲章「オフィシエ」を受勲するまでになった。
 
そんな中、2019年秋にZOZOのソフトバンク/ヤフー傘下入りを発表する
記者会見にて突如、社長から会長に退くでもなくZOZOからの完全離脱を発表。
日本中を驚かせた。
 
2代目社長として敏腕戦略家の澤田宏太郎氏を指名し、
ZOZOビジネスから手をひいてからは
社会貢献活動にいそしむほか、ISS滞在旅行や月旅行への準備を進める生活に突入。
 
 
 

2021年12月に宇宙旅行を本当に実現させる

 
 
子供の頃、たくさんの少年・少女が口にする
「大人になったら宇宙に行きたい」といったような夢。
宇宙飛行士になると言う形で夢を叶えた人は何人も存在するが、
民間人としてその夢を果たす事に成功した人は
TBSという大企業の企画で飛行士に選ばれた秋山豊寛さん以外、誰も存在しなかった。
 
しかし前澤氏は夢をあきらめる事なく、
ロシアでの長い訓練生活を経てマネージャーの平野陽三氏と共に
日本人民間人としては秋山豊寛さん(TBS社員)以来31年ぶりの宇宙滞在、
そして秋山さんすら体験できなかった日本人初のISS滞在を本当に実現させ、
日本中の人々を感動させた。
 
 
 


 
関連人物

  • 平野陽三・・・・・マネージャー/映像撮影担当で前澤氏の宇宙旅行に帯同する日本人。元ZOZOの敏腕スタッフ
  • 澤田宏太郎・・・・・・ZOZO2代目社長
  • 重松理(ユナイテッドアローズ創業者)・・・・・ZOZO事業躍進のきっかけとなった人物
  • 大浜史太郎・・・・・前澤氏と共に「ネットで服を買う」という文化を日本に根づかせた開拓者&東京ガールズコレクション創始者
  • バスキア・・・・・前澤氏がことなく愛する画家。1988年に27歳で死去

 
 
 
 
企業家倶楽部2009年2月号「前澤友作のすべて」

 
 
 
 
 

 

 


 
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