ファッションビル(&駅ビル)
ファッションビルとは?
ファッションビルは、
百貨店と比べると歴史は浅く、1980年代あたりから勢力を拡大してきた大型商業施設。
まず、百貨店協会に加盟はしていない。
そして、百貨店は「百貨」という語句がつく通り、あらゆるものを販売しているが
ファッションビルは販売されているもののジャンルがある程度限られる。
具体的には
「ファッション(衣料)ブランドの直営店」
の出店が大半を占め、
また、アクセサリーなどファッション関連の商品を扱う店も出店。
その他、流行しているファストフード・スイーツの店も出店。
基本的には、
10代
20代
辺りの若い世代をターゲットとしており、その中でも特に女性層がメインターゲット。
そのため、館内で40代以上くらいの人々があまり見られない。
ただし、109MENという渋谷ファッションビルなど
僅かに10代・20代くらいの男性層をターゲットにしたファッションビルも存在する。
マルイ・パルコ・ルミネあたりのチェーン店が代表的な存在。
その他、全国各地に単独出店のご当地ファッションビルが多数あり。
駅ビルとは?
駅の中にマルイなどが出店している例もあってあいまいなため、
ファッションビルと駅ビルの違いはあいまい。
ただし、
「自社ブランドの出店先施設用語」
としては違いがあり。
具体的には、
駅ビル=駅構内(改札外)の商業施設
ファッションビル=駅付近、あるいは巨大商業地内の商業施設
このように考えているようです。
例えば、アパレル大手のアダストリア社など。
駅ビル系商業施設の代表格は、JR東日本グループのルミネ。
立川駅直結のグランデュオ(JR系)も該当。
駅そばor巨大商業地内ファッションビルの代表格は、
パルコ・109・ラフォーレなど。
出店先としての駅ビルと駅そばファッションビルの違い
客層 | 若い人以外 | |
駅ビルへの出店 |
駅という公共スペース の施設のため、 幅広い人達が 立ち寄る (ブランドのファン層を 広げられる可能性あり)
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ある程度 客層が広いため、 入店しやすい。
エキュートなど 改札内は特に 立ち寄りやすい。
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駅周辺の ファッションビル への出店
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若い人達ばかり |
入店しにくい (例えば渋谷109や ラフォーレ原宿 は若い人ばかり)
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