ピエール・ベルジェ(Pierre Berger)

 

 

[キャリア初期]

 

イヴ・サンローランにとっての公私のパートナー。

 

1930年生まれ。

フランス西部地区に位置する陸続きの島、オレロン島の出身。

(この島はパリ約500km南西にある)

 

10代後半で画家を目指してパリに上京。

ビジネスの才覚をいかして画家のキャリア支援などを行う中、

1958年にクリスチャン・ディオールの新デザイナーに就任したばかりの

イヴ・サンローランと出会う。

 

 

 

[イヴ・サンローランブランドの設立]

イヴはその後、わずか3年で兵役のためにディオールから離脱。

しかし精神的な問題に軍隊からも離脱してしまい、心が弱っていた。

 

そんな中、ベルジェ氏はサンローラン氏のメンタルをサポートすると共に

1961年には、彼の名を冠した新ブランド

「イヴ・サンローラン」

の設立に尽力。

 

以降、クリエーション分野をイヴが担当し、

ビジネス分野をベルジェが担当するという関係がスタートし、

2人のコンビネーションにより、サンローランブランドは、

瞬く間にパリを代表するプレタポルテ系ブランドへと成長。

 

また、1970年代前半には、パリコレ主催団体(サンディカ)の会長に就任。

パリモード界において絶大なる権力を持つようになった。

 

 

 

[1980年代以降]

サンローラン氏とのプライベートな恋人関係が終焉してからも

ビジネスパートナーとしてはタッグを組み続け、

2000年代にサンローラン氏が亡くなるまで、彼のビジネスをサポートし続けた。

 

2008年のサンローラン死去から2年後となる

2010年公開のドキュメンタリー映画

「イヴ・サンローラン」

にはインタビュー形式で映画にキャストとして登場。

 

サンローラン氏との数々のエピソードや

知られざる秘話などを語り、この映画を通じて日本でも幅広い人々に知られるようになった。