スタイルブック
21世紀に入ってからは意味合いがあいまいになってきている語句。
スタイルブックのもともとの意味
スタイルブック(stylebook)とは、
昭和時代から日本でよく使われてきた専門用語。
もともとの意味合いは、
「洋服の型(デザイン)を写真や図で紹介している書籍」
といったような意味合い。
関連する雑誌としては、
世界的な服飾専門学校・文化服装学院の出版部門である
文化出版局が定期発行している
「ミセスのスタイルブック」
という雑誌があり。
なお、この雑誌には
衣料品の実物大パターン
が毎号付録としてついてくる。
もう一つの「スタイルブックの意味合い」
2010年代に入ってから、
スタイルブックには本来の意味合いとは
少し異なる意味合いのあるものとしても認知されてきている。
具体的には、
「女性モデルの(男性ではなく)女性をターゲットにしたファッション本」
のようなものを"スタイルブック"と自称している例もあり。
こういったスタイルブックは、
- エッセイ(orインタビュー)と写真集の中間的
- カリスマモデルのコーディネート紹介/提案が掲載されている
- カリスマモデルの私物が紹介されている
- 男性向けではないためメイク情報もあり
こういった特徴があり。
「そのモデル情報100%の単発雑誌」といった側面もあり。
実物大パターンが付録として付いてくるようなものは見当たらない。
補足
出版不況の中、男性もターゲットにして水着ページなどを設けているモデル本もあり。
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