CFD(東京ファッションデザイナー協議会)

 
 
かつての東京コレクション運営組織であるCFDとは、
"COUNCIL OF FASHION DESIGNERS, TOKYO"
の略。
 
1980年代前半の日本では、
デザイナーズブランドブームが起き、
ハイファッション分野のデザイナーがどんどん増加していた。
 
そして、それぞれが連携する事なく
年2回のショーを個別で開催していたため、
きっちりと会期が決まっている
パリコレやミラノコレクション(約1週間での集中開催)とは違い、
"国内や海外からの関係者を集めにくい"
などの大きな問題を抱えてきた。
 
そんな中、それぞれが国内外でデザイナーとして長く活躍してきた
三宅一生(ISSEY MIYAKE)・・・・・代表幹事
森英恵(HANAE MORI)
松田光弘(NICOLE)
川久保玲(COMME DES GARCONS)
山本寛斎(KANSAI YAMAMOTO)
山本耀司(Yohji Yamamoto)
の6人が発起人となり、
1985年夏に発足したのが、このCFDという組織。
 
 
 
この組織ができてからは、
旧東京コレクション時代と比べて東京でのファッションウイークが
盛り上がるようになり、世界での注目度も上昇した。
(ただし、約1週間で会期が終わる現在の東京コレクションと比べれば、会期は大幅に長かった)
 
 
 
 

バブル崩壊後のCFD

 
CFDによる新生・東京コレクションは
日本がバブル期にあった1990年あたりまでは
海外で活躍するデザイナー達も参加する一大ファッションイベントであった。
 
メインのコレクション会場として巨大なテントが設けられていたほど。
 
しかし、バブル崩壊後の1991年に発起人の一人である
コムデギャルソンの川久保玲のCFD離脱を機に弱体化が一気に進み、
1992年には巨大なコレクション会場(テント)がなくなったほか、
退会者が増えていき、規模は年を追うごとに縮小していった。
 
その後、2005年秋には東京コレクションが
JAPAN FASHION WEEK(JFW)というイベントに再びリニューアルされ、
それ以降は、一般社団法人日本ファッション・ウィーク推進機構
という組織がJFWを組織している。
 
 
CFD
cfd.or.jp/
現在も正会員として登録されているのはコシノヒロコ、中野裕通などわずか
 
 
 

 

 


 
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