大浜史太郎(Fumitaro Oohama)
生年月日 | 1971年生まれ |
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出身地 | 東京 |
肩書き | 元株式会社ブランディング社長 |
功績 | 東京ガールズコレクションを創設(一般顧客向けファッションショーというジャンルを確率させた) 携帯電話やPCでのファッション通販という文化を定着させた |
1999年に株式会社ゼイヴェル(Xavel)を設立し、
今でいうところの"ガラケー(フィーチャーフォン)"向け情報サイト
「girlswalker.com」
を開設し、この若い女性向けモバイルメディアを
国内有数のモバイルWEBメディアへと成長させる。
2005年の晩夏には
girlswalker.comのユーザー層に向けた一般顧客向けファッションショー
「東京ガールズコレクション(TGC)」
を創設し、以後、年2回の開催を続ける。
このファッションショーイベントの特徴は
業界人向けの従来型ファッションショーとは違って
一般向けにチケットを販売して巨大な会場を舞台にショーを開催する点。
そして、身長180cm近いショーモデルではなく、
雑誌分野で活躍する身長160cm台のトップモデルが
雑誌の垣根を超えてランウェイに登場する点で、
- 蛯原友里(CanCam)
- 山田優(CanCam)
- 押切もえ(CanCam)
- 香里奈(Ray)
- 長谷川潤(ViVi)
など、CanCam専属モデルを中心に人気モデルが次々に登場するTGCは、
瞬く間に国内だけでなく海外メディアからも注目される存在になり、
評判を聞きつけ、世界的なアパレル系コングロマリット(企業集合体)の首脳が会場までTGCを視察するほどにまでなった。
また舞台上で人気モデルが着用している服を
会場にいながらリアルタイムで携帯電話から買える仕組みも作り上げ、
若い女性がモバイル端末から服を買うという文化を日本に根づかせる。
そして、この事により「ネットで服は売れない」という定説が見事に覆り、
その仕掛け人としてカリスマ経営者の大浜氏に各業界から注目が集まる。
東京ガールズコレクションの仕掛人として様々なメディアに取り上げられる中、
2008年には一般財団法人日本デジタルメディア協会が主催する
「AMD Award '08」にて功労賞(The Life Achievement Award)を受賞。
2008年秋には株式会社ゼイヴェルの社名を
株式会社ブランディングへと改称し、
既存事業のほか、企業等のブランディング事業を強化。
2010年前後には宝島社「Sweet」と密接な関係を築き、
同雑誌の100万部突破に大きく貢献したとも言われる。
その後、大浜氏が信頼していた会社スタッフの不祥事問題に巻き込まれ、
2010年にTGCの運営権を手放す事となり、
それから間もなく会社経営からも手を引いて表舞台から姿を消したが、
東京ガールズコレクションを真似して
「Girls Award」
をはじめとして様々な一般顧客向けファッションショーイベントが創設され、
この流れの源流を作った人物として姿を消している間にも功労者・大浜氏への敬意は高まっていった。
長い沈黙を経て2016年には再三の復帰要請に応え、
TGCの海外分野に関する仕事に復帰。
関連人物
- 前澤友作・・・・・大浜氏と共に「衣料品をネットで買う」という文化を日本に根づかせた功労者。2000年代の業界内で大浜氏のライバル的存在として扱われていた
- 平藤真治・・・・・TGCのライバル的な存在の神戸コレクションの初期からの名プロデューサー
- 長谷勇希・・・・・・・ガールズアワード創設者
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