マイヤ・イソラ(Maija Isola)
参考文献
マリメッコ公式サイト
https://www.marimekko.jp/the-brand/designers/maija-isola
生年月日 | 1927年生まれ |
---|---|
没年 | 2001年 |
性別 | 女性 |
評価 | マリメッコ躍進の立役者となった伝説的なデザイナー 世界的に最も高い評価を受けるテキスタイルデザイナーの1人 |
顔写真
#FIJ20Women 8/20 パワフルなフィンランド人女性シリーズ第8回目は、数多くの作品を生み出したテキスタイルデザイナー兼アーティストのマイヤ・イソラ(1927-2001)です。彼女が手掛けたデザインは500以上にものぼり、現在でもその多くがフィンランドで根強い人気を誇っています。
— フィンランドセンター Finnish Institute in Japan (@finstitutejp) March 15, 2020
📷:Wikimedia pic.twitter.com/s0JqaMgP41
1927年生まれ。
20代前半であった1949年、のちにマリメッコを立ち上げる事となる
アルミ・ラティアの夫であるヴィリヨ・ラティアはヘルシンキにて
「プリンテックス」という布のプリント会社を設立。
当時20代前半のマイヤは創業年度にあたる1949年から
そのプリンテックス社にてテキスタイルデザイナーとしてのキャリアをスタートさせた。
ラティア夫妻に強く期待されていた天才デザイナーのマイヤは、
会社にとって初の製品「アムフォーラ」を作り上げた。
(この作品は、のちに誕生するウニッコに近いものがある)
その後、プリンテックス社長夫人のアルミ・ラティア(1912年生まれ)が
1951年にマリメッコ株式会社を立ち上げると、
アルミにとっては欠かせない会社/ブランドの心臓として20代半ばから活躍。
1960年代に入ると、創業者のアルミが花柄はいらない、と主張する中、
精魂込めて「ウニッコ(Unikko)」という華やかで色鮮やかな花柄を作り上げ、
その圧倒的なクオリティーにて花柄不要論者のアルミを認めさせる。
(この出来事がなかったら今日のマリメッコは存在しなかった可能性もあり)
ウニッコ柄の実物画像
マリメッコのストリートウェア「マリメッコ キオスキ」新作、“ウニッコ柄”新色Tシャツ&バッグ - https://t.co/m0HkSgETKg pic.twitter.com/K8HNoQ4Ca2
— Fashion Press (@fashionpressnet) March 23, 2020
1970年代に入ってマリメッコの世界進出が進む中、
同社はマイヤ考案の「ウニッコ柄」などを武器として躍進。
いつまでマリメッコに存在していたのかは公式的情報がないものの、
22歳の頃にキャリアをスタートしてから60歳頃(1980年代後半)まで、
38年に渡っテキスタイルデザイナーとして精力的に活動し続けた。
なお、公式サイトによると現役のうちに手がけた作品は500にのぼる。
死後の2006年、
「MAIJA ISOLA マイヤ・イソラ marimekkoを輝かせた伝説のデザイナー 」
という彼女に関連する本が出版された。
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