ジャック・ドゥーセ(Jacques Doucet)

＊ドゥセと表記される場合もあり

1953年パリ生まれ。
宮廷に仕えるほどの服飾系ビジネスを営む家系のもとに生まれ
少年時代から父や祖父と同じ仕事をする事を夢見るようになる。

そんな中、親族(祖父Antoine Doucet/父Edouard Doucet)
が営んできた店は1870年代に入り、オートクチュール業を開始。

そして1870年代半ばにパリで自身のメゾンを開設し、
オートクチュールデザイナーとして本格的な活動をスタート。

そして、1900年前後の時期に、
シャルル・フレデリック・ウォルト
などと共にパリのトップクチュリエとして活躍。

その間、ポワレやヴィオネといった下の世代のトップデザイナーも輩出。

1910年代に入りデザイナーとして第一線から退いてからは
アートに関連した活動をするようになり、パブロ・ピカソなどに出会う。

1925年には完全に引退し、1929年に70代半ばで死去。