マッシモ・オスティ(Massimo Osti)

参考文献
八木通商株式会社が、【C.P.カンパニー】とのディストリビューター契約を締結
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000031.000036804.html
ストーンアイランド公式サイト
https://www.stoneisland.com/experience/jp/the-brand/brand-philosophy/
https://www.stoneisland.com/experience/jp/the-brand/my-history/
CPカンパニー公式サイト
https://www.cpcompany.com/ja-jp/our-story.html
https://archive.cpcompany.com/item/paul-harvey-designer/

生い立ちからCPカンパニー設立

イタリアンカジュアルの先駆者などと称される伝説的なデザイナー。

1944年生まれ。
イタリアのボローニャ出身。

もともとはグラフィックデザイナーとして活動。

20代後半だった1971年、CPカンパニーの前身となるTシャツブランド
「チェスターペリー(CHESTER PERRY)」をスタートし、
ファッションデザイナーとしての側面ももつようになり、
「コピー機」を多用し、Tシャツをはじめ様々なプリント商品を発表。

1978年、プロシャツ大手のFred Perry、
そしてChester Barryという２つの服飾系ブランドからブランド名重複の訴訟を起こされ、
仕方なくCHESTER PERRYをC.P. Company(シーピーカンパニー)へと改称。

1982年にストーンアイランド設立

1982年にはイタリアのモデナ郊外地域において
「STONE ISLAND」という新ブランドを設立。

翌1983年には家業である老舗ファッションビジネス企業「GFT」で
働いていたビジネスマンのカルロ・リヴェッティ(Carlo Rivetti)が
ストーンアイランドのビジネスに参画。

その後、まず先に1990年前後の時期、
革新的ブランドの「ストーンアイランド」が世界的なブランドとなる。

一方で日本では無名のCPカンパニーについても
1988年に「ゴーグルジャケット」というレンズ(ゴーグル)付の特殊なアウターを発表するなど革新的な作品を次々に世に送り出し、欧州圏での人気を獲得。

1993年にはビジネスパートナーのカルロ・リヴェッティが
妹のクリスティーナと共にストーンアイランドのブランド全権を獲得し、
リヴェッティ兄妹にストーンアイランドのビジネスを完全譲渡。
(マッシモは1990年代半ば退社し、1996年からの12年間は
Paul Harveyというセントマーチンズ出身の英国人がストーンアイランドのデザイナーを務める)

またCPカンパニーについては1998年からモレノ・フェラーリという人物がヘッドデザイナーを務めるようになった。

2005年に死去(近年、注目度上昇中)

2つの創業ブランドから離脱したのち2005年、
マッシモは60代前半という若さで惜しくも死去。

死後の2008年、マッシモが設立したストーンアイランドについては
12年間デザイナーを務めたPaul Harveyが離脱すると
クリエイティブ・ディレクターにカルロ・リヴェッティ自身が就任。
そこからは敏腕ビジネスマン、カルロのもとストーンアイランドに関してはデザインチーム制が敷かれる事になった。

現在は息子のロレンツォ・オスティがCPカンパニーの代表を務めており、

2023年には日本の八木通商とCPカンパニーブランドに関する代理店契約を締結。
2024SSシーズンからCPカンパニーの日本展開が
本格スタートする事が決定した中、

ストーンアイランド
CPカンパニー

という２つの世界的ブランド創設した人物として
マッシモ・オスティに対する日本における注目度が急上昇中。