ポール・アンドリュー(Paul Andrew)
参考文献
CFDA(アメリカファッションデザイナー協議会)公式サイト
https://cfda.com/members/profile/paul-andrew
Paul Andrew, the previous creative director at Salvatore Ferragamo, reveals his comeback collection https://t.co/tRBwFCIzn4 pic.twitter.com/clmmxjIxbh
— Vogue Runway (@VogueRunway) March 13, 2022
初期キャリア
ニューヨーク拠点の英国人男性デザイナー(靴メイン)
CFDA(アメリカファッションデザイナー協議会)加盟。
デザインの仕事をしていた父のもと、イギリスのバークシャーで育つ。
そんな環境の中で自然とデザイナーを志すようになり、
地元・バークシャーの専門学校
「カレッジ・オブ・アート&デザイン」に入学。
その学校での卒業制作作品が高い評価を受け、
それがきっかけで生前の英国人トップデザイナー、
アレキサンダー・マックイーンのアシスタントとして働く機会を得る。
マックイーンを経て、今度は
- カルバン・クライン
- ナルシソ・ロドリゲス
などのニューヨーク系トップブランドでさらなるキャリアを積んだ。
CFDA公式プロフィールによると外部ブランドての勤務経験は約15年にも及んだ模様。
2012年に自身のブランドを設立
長い修行時代を経て2012年に自身の名を冠した
「Paul Andrew」というシューズ系ブランドを設立。
2013年には「Who is on Next?」という世界的なコンテストで
「アクセサリー・デザイナー・オブ・ザ・イヤー」賞を獲得。
さらには2014年、CFDAとVOGUEが主催する
第11回CFDA/Vogue Fashion Fund Awardという
若手支援コンテストにてアナ・ウインター(VOGUE編集長)が審査員を務める中、
見事ウィナーに選出されて世界中の業界人の注目を集めた。
2016年にフェラガモ入り/翌年から既製服デザイナーに
2016年にはミラノの最高級ブランド・フェラガモに
婦人靴部門のデザイナーとして入社。
(それにより、自身のブランド「Paul Andrew」は事業休止に)
強く敬愛する天才靴デザイナー、サルヴァトーレ・フェラガモ氏が立ち上げたブランドに
シューズデザイナーとして入社した彼であったが、
2016年に2人のレディースプレタポルテ(既製服)デザイナーが
相次いでフェラガモから離脱した中、
翌2017年秋にはレディース・プレタポルテの新しいデザイナーに就任。
2018SSシーズンにミラノコレクションデビュー。
(靴専門系デザイナーがいきなり世界的なブランドの衣料デザイナーに抜擢されるのは世界的にも珍しい例)
さらにメンズ既製服部門も不安定であった中、
2019年に入るとメンズプレタポルテを始め、
フェラガモの全ディビジョンを統括する立場へと昇進。
それからしばらく超多忙な生活をおくる。
2021年フェラガモ離脱/自身のブランドを復活させる
フェラガモでの5年間のキャリアを経て、
本人の希望により2021年春にフェラガモから離脱。
その後、長く休止が続いていた自身の婦人靴系ブランド
「Paul Andrew」を2022年に入って復活させ、そのブランドのデザイナーとして活動するようになった。
関連人物
アレキサンダー・マックイーン
国内系デザイナー名鑑
TOPはこちら(Click)
[海外系デザイナー]
<主な内容>
■詳しい経歴
■顔写真(ないページあり)
■豆知識
国内系デザイナー名鑑
TOPはこちら
(数百人の詳しい経歴)
[サイト内のファッション誌関連メニュー]