セリーヌ・ヴィピアナ(Celine Vipiana)

 
参考文献
https://www.celine.com/ja-jp/home
https://www.lvmh.co.jp/メゾン/ファッション/レザーグッズ/celine/
 
 

プロフィール

 
1910年代半ば生まれの女性。
 
1945年夏に第二次世界大戦が終わったのち、
夫のリチャード(Richard)と共に自らのファーストネームを冠した
「CELINE」というブランドを設立。
パリで夫と共に事業をスタートさせる。
 
ただし、もともとは衣料/バッグ系ではなく完全な子供靴ブランドであった。
 
既製子供靴事業から発展して
オートクチュール(個別注文/仕立て)の子供靴事業に進出。
 
その後、大人向け商品(婦人靴)/バッグ/香水/アクセサリーへと事業領域を拡大し、
1987年にはプレタポルテ(既製服)分野に本格進出。
 
そして、パリコレのプレタポルテ部門にもデビュー。
(プレタポルテ進出の1987年にはベルナール・アルノー率いるLVMHの資本参加を受けはじめ、大幅に資本力が増強される)
 
パリコレのトップブランドとなった事で、
生前の1990年代前半以降はさらにブランドのランクがアップした。
 
亡くなる直前までブランドのトップとして活躍していたが
1997年に80代前半で死去。
 
 
 

創業者亡き後のセリーヌ

 
1997年に創業者が亡くなるとNYのトップデザイナー、
マイケル・コースが新デザイナーに選ばれ、さらにブランドが急成長。
 
21世紀に入ってもLVMHマネーがある中で
フィービーファイロやエディ・スリマンといった世界的デザイナーの手腕により、CELINEブランドはますますの発展を遂げてきた。
 
 
シャネル同様に長くレディース専業系として繁栄していたが
世界最高峰のメンズ系デザイナー、エディ・スリマン就任後はメンズも強化中。
 
 

 
関連デザイナーのプロフィール
フィービーファイロ・・・・2008年から約10年間セリーヌを率いた女性
エディ・スリマン