マルコ・デ・ヴィンチェンツォ(Marco De Vincenzo)
参考文献
Marco De Vincenzo公式サイト
https://marcodevincenzo.com/pages/about
発音 | まるこ・で・ヴぃんちぇんつぉ |
---|---|
性別 | 男性 |
生年月日 | 不明(1970年代後半) |
国籍/出身 | イタリア |
作風の特徴 | 豊かな色使い 芸術的で複雑な柄物の作品を展開 |
顔写真
Etro is pleased to announce Marco de Vincenzo as new Creative Director.https://t.co/OqBlxRQ9uH pic.twitter.com/BUW4KYlMrU
— ETRO (@EtroOfficial) May 25, 2022
初期キャリア
シチリア島の玄関口・メッシーナ生まれの男性デザイナー。
18歳の頃、シチリア島からイタリア本土に渡り、
首都・ローマの「Istituto Europeo del Design」という専門教育機関にて
ファッションデザインを学ぶ。
21歳だった2000年、同校を卒業すると将来を嘱望されるこの若手は、
カール・ラガーフェルドと創業家のシルヴィア・フェンディ率いるFENDIに
アクセサリー分野のデザイナーとして加入。
いきなり重要な役職を任される。
2009年に自身のブランドを設立
20代の頃にFENDIにてたくさんの経験を積んだのち、
2009年に自身の名を冠したレディースブランドを設立。
(それ以降もFENDIの仕事は継続)
一方でVOGUEイタリア主催の「Who Is OnNext?」という
若手デザイナー発掘コンテストにてウィナーの座に輝いた。
そんな輝かしい実績をひっさげて
2010年代に入るとミラノコレクションのレディース部門に参加。
シーズン毎に評価を上げていく。
2014年にはFENDIも所属する世界最大の高級ファッション系企業共同体
「LVMHグループ」とのパートナー契約を結び、
同グループの支援を受けて2010年代半ば以降は
ますますブランドのポジジョン/デザイナーとしてのポジションが向上。
2019年春には世界最大のメンズ見本市Pitti Uomoから招待を受け、
2020SSシーズンの同イベントにて初のメンズコレクションを発表。
そして2020年1月開催の2020-21AWシーズンには
ミラノコレクションのメンズ部門にもデビュー。
2022年にETRO新デザイナーに就任
ミラノコレクションのトップブランド「ETRO」は長く、
ファミリー経営を続けてきたブランドとして有名。
そんなETROながら2022年春に創業家のデザイナーが退任する事になり
2023SSシーズン以降のメンズ・レディース両部門のデザイナーとして、
作風が似ているほか、イタリアの宝とも言われるマルコ氏を起用。
2022年秋の2023SSシーズンのミラノコレクション(ウィメンズ)からは
ETROのデザイナーとしても活動することになった。
Marco De Vincenzoの歴代コレクションアーカイブ
https://www.vogue.com/fashion-shows/designer/marco-de-vincenzo
関連人物
カール・ラガーフェルド
シルヴィア・フェンディ
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