小郡商事/ファーストリテイリングの歴代社長一覧

 
 
参考文献
https://www.fastretailing.com/jp/about/history/
 
 

小郡商事/ファーストリテイリングの簡単な歴史

 
1949年に山口県内で個人事業「メンズショップ小郡商事」として産声をあげる。
その後、1963年に資本金600万円で法人化。
 
その後、紳士服店の経営やIVYルックの代名詞である
メンズカジュアル「VAN」の地方提携店の経営などを行う。
 
1970年代前半には創業家の柳井正氏がジャスコ(のちのイオン)を経て入社。
 
1984年に社長が交替すると共にVANの始業を原点とした
「ユニクロ」というカジュアル店衣料店の展開を広島からスタート。
 
そのユニクロ事業は1990年代に大きく成長し、
21世紀に入ると世界的なカジュアル衣料チェーンへと成長した。
 
姉妹ブランドのGUも大成功。
 
 
2005年には持ち株会社制度へと移行し、

  • 「株式会社ファーストリテイリング」→事業会社から持ち株会社
  • 新設の「株式会社ユニクロ」→中核事業会社

という扱いに変更。
 
 

歴代社長

 
 

柳井等

柳井正さんの父親。創業時期から息子にバトンタッチするまでの初期の社長。

柳井正(1949年生まれ) 第一期

1972年に東京から里帰りして父が入社する小郡商事に入社。その後、父親から少しずつ事業を任されていき、1984年に小郡商事の社長に就任。1991年にファーストリテイリングへと社名を変更してからも敏腕をふるってきた。

玉塚元一(1962年生まれ)

ラグビー選手としての活動を経てサラリーマンになり、日本IBMに在籍していた頃、営業活動の一環でFRを訪れ、当時幹部の澤田氏と出会う。その後、彼の紹介で柳井氏に出会うと柳井氏に惚れ込まれ、FRに転職。澤田氏などと共に2000年前後補に活躍。澤田氏から社長の話を断ると次なる候補であった玉塚氏に白羽の矢が立ち、2002年に若くしてFRの社長に就任。それに伴い、柳井正氏は会長へと移行。就任当初の玉塚氏は良い結果を出していたが、その後低調が続く中、前社長からの不満が高まっていき、3年ほどで退任してFRを去った。その後は澤田氏と共に、不振に陥っている組織の事業再生ビジネスをスタート。

柳井正(1949年生まれ) 第二期

玉塚氏が会社を去り、2005年秋に会長兼社長という形で社長に復帰。ユニクロ事業が忙しい中、GU事業は柚木氏に任せる形に。2010年代にはいってユニクロの海外事業を本格化させ、同ブランドを世界的カジュアルチェーンへと押し上げた。

 
 
 
 
 

かつての社長候補

 

澤田貴司(1957年生まれ)

上智大学を経て大手商社の伊藤忠で大活躍。そんな中、柳井正という経営者と出会って1997年にFRに転職。原宿店の成功などに大きく貢献した中、後継者として柳井氏から期待される。そして社長交代を常日頃から考えてきた柳井氏からのオファーを受けたが拒否し、2002年にFRから去る。

 
 
 

主なファーストリテイリングの次期社長候補

 

  • 柳井一海(1974年生まれ)
  • 柳井康治(1977年生まれ)
  • 塚越大介(1978年生まれ)・・・・・2023年、中核事業会社「株式会社ユニクロ」の社長就任。それにより正さんは会長に移行

 
 
「世襲はない」と古くから断言してきた歴史がありつつも、
血筋は除いて考えてもビジネスマンとして優秀という事で、正氏の息子2人は役員で会社の事をよく知っているだけに次期社長の呼び声が高い。
 
 
 


 
関連ページ
株式会社GU(旧GOVリテイリング)の歴代社長
株式会社ユニクロ(中核事業会社/2005年設立)の歴代社長
 
 

 

 
 
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