横須賀功光(Noriaki Yokosuka)

参考文献
https://eiga.com/person/158630/

1937年生まれの男性写真家。
横浜出身。

日本大学芸術学部(通称=日芸)の写真学科在学中から写真家としてのキャリアをスタート。

1961年に同大学を卒業するとプロカメラマンとして活動しはじめ、
学生時代から付き合いのあった資生堂の仕事を多く経験し、
1966年には前田美波里をモデルとした
伝説の資生堂サマーキャンペーン広告を撮影。
(この広告写真は国民の間で幅広く知られており、横須賀氏の代表作の一つ)

カンヌ映画祭にて部門賞を受賞したほか
1980年代前半にはVOGUEイタリア/フランスを仕事を経験するなど、
1970年代以降はグローバルに活躍。

パリコレモデル・山口小夜子(資生堂の広告塔)との付き合いも長く、
1984年発行「小夜子」というタイトルの写真集などの撮影を担当。

ベテランの域に突入した1990年代は、より幅広いフィールドで活躍し、
1996年には当時人気絶頂だったSMAP・木村拓哉の写真集が大ヒット。

2003年に脳出血にて東京都港区の事務所で死去(享年65歳)。

＊死から20年が経過した2023年、
横須賀氏の親戚がテレビ東京系「お宝鑑定団」に出演し、
横須賀氏が撮影した山口小夜子に関する貴重な大型写真を出品。
その作品には出品もスタジオも視聴者もアッと驚く京須の鑑定額がつけられ、現代の若い世代の間でも横須賀氏の事が広く知れ渡った。