カズ・ヒロ(Kazu Hiro)

 
参考文献
https://kazustudios.com/about/
https://www.instagram.com/kazustudios/
https://www.nhk.jp/p/bs1sp/ts/YMKV7LM62W/episode/te/RP53R2RZW8/
 


 

出生名/旧名

辻一弘

生年

1969年

職業

特殊メイクアーティスト

芸術家

 
 
 

生い立ち/初期キャリア

 
 
日本の京都府出身のアーティスト。
 
10代の頃から特殊メイクに興味を持ち始め、独学で特殊メイクを研究。
また10代後半の頃(1987年)にはアメリカの雑誌を読んでいて
この分野の第一人者・Dick Smithの住所を見つけ、
手紙を書いた事をきっかけとしてこの偉大な人物との文通(交流)がはじまる。
 
 
高校を卒業して上京するとまずは日本でキャリアを築く一方、
日本では小規模な分野である特殊メイクの先駆者として教える側としても活動。
 

ハリウッドでの約15年を経て2012年からはアート活動に専念

 
20代後半だった1990年代後半に渡米すると
いきなり超大作「メンインブラック2」でデビューをするという偉業を成し遂げる。
(ハリウッド時代は辻一弘として活動していた)
 
順調にキャリアを積み重ね、
2000年代後半には
「もしも昨日が選べたら」
「マッド・ファット・ワイフ」
を通じて2年連続でアカデミー賞のメイク・ヘアスタイリング部門にノミネートされるまでになる。
(ただし受賞は逃す)
 
 
2012年、内陸部のハリウッドから西海岸のロサンゼルスに拠点を移し、
それ以降は特殊メイクの世界から離れ、
有名人の顔を様々な技術を使って再現するファインアート活動に専念。
 
 
 

セミリタイア中に世界的な俳優/女優からオファーを受け、2度のアカデミー賞受賞

 
ハリウッドでの特殊メイクの世界からは引退していた彼ながら
2010年代後半に入り、
「ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男」
という映画の仕事を、主演俳優の懇願で特別に引き受けたところ、
アカデミー賞3度目ノミネートを果たしただけでなく
メイク・ヘアスタイリング部門を遂に受賞。
 
 
さらにアメリカの偉大な女優である
シャーリーズ・セロンからも強くお願いされ、
彼女が主演を務める「スキャンダル」という作品の特殊メイクの仕事を受ける事に。
 
最初の段階では特殊メイクの完成度がいまいちで
強くオファーしたシャーリーズ・セロンや関係者を落胆させてしまったが
最終的にはシャーリーズ・セロンの顔を完璧に、
役のモデルとなったメーガン・ケリーというキャスターそっくりに仕上げる。
 
そして彼の特殊メイクによりシャーリーズはこの作品を通じて
アカデミー賞の主演女優賞にノミネートされた。
 
シャーリーズはノミネート止まりで受賞はならなかったものの、
カズ・ヒロ本人はこの作品における仕事ぶりが高く評価され、
アカデミー賞にて「メイクアップ&ヘアスタイリング賞」2度目の受賞を果たし、シャーリーズを歓喜させる。
 
私生活では2019年にアメリカの永住権を取得し、名前を「Kazu Hiro」に改名。
 
 

2023年、NHKで特番が放送

 
映画の仕事を度々特別に引き受ける事はあるものの
基本的には有名人の「顔」の再現活動に従事する中、
2023年秋にはオードリー・ヘップバーンの若い頃/晩年、
2世代の顔の再現に取り組む彼に迫ったNHKドキュメンタリー
「よみがえるオードリー・ヘプバーン 顔に魅せられた男 カズ・ヒロ」
が放送される。
 
完成したオードリーの顔像は親交があるシャーリーズ・セロンなどから絶賛されたほか日本の視聴者からの絶賛され、
この番組を通じ、日本の幅広い人々にその名が知れ渡った。
 
 
 
 
 

 
 
 

 

 
 
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