株式会社松屋(百貨店)の歴代社長一覧

 
参考文献
https://www.matsuya.com/corp/company/history/
https://www.city.chuo.lg.jp/kusei/kouhoukouchou/press/h28nendo/h28-10/20161014press.html
 
 


 
牛丼大手のほうではなく、銀座百貨店のほうの松屋の歴代社長データ。
 
 

松屋(旧鶴屋)の簡単な歴史

 
明治時代初期に横浜にて「鶴屋呉服店」としてスタート。
この時点では未法人化。
 
明治時代に東京神田の「鶴屋呉服店」を買収。
これが今日の会社名に関連。
 
大正時代の1919年、「株式会社松屋鶴屋呉服店」として法人化。
 
1924年、商号を「株式会社松屋呉服店」へと改称し、鶴屋の名前が組織名から消える。
 
1925年、のちに旗艦店となる銀座店オープン。
1931年には浅草店もオープンさせた。
 
 
戦後の混乱を経て1948年には商号を現在の「株式会社松屋」へと改称。
組織名から「呉服店」が消滅。
 
銀座店を新装開店以降、東京都心の東部最大の流行発信源、
銀座を代表する百貨店の座に君臨してきた。
 
 
 
 

会社組織設立後の歴代社長

 
お名前敬称略
 

0代目(会社設立前):初代・古屋德兵衛

松屋の前身である鶴屋呉服店を横浜で立ち上げた創業者。

初代:二代・古屋德兵衛

1919年に法人化したのちトップに就任した、会社組織としての初代社長。

2代目:古屋惣八

1936年から1938年までの2年間

3代目:三代・古屋德兵衛

もともとの名前は古屋祐次郎。社長就任前年の1937年に3代目を襲名したのち、1938年に3代目社長就任。そこから36年に渡って社長を務めたのち1974年に会長移行。長年の功績が評価されて1981年には国から勲二等瑞宝章をおくられる。

4代目:古屋龍太郎

1974年就任。

5代目:山中鏆

1979年就任

6代目:古屋勝彦

1937年生まれ。1963年松屋入り。1989年就任。1994年にはフランス国家功労賞「オフィシエ」、1998年にはノルウェー王国功労勲章・騎士一等勲を受勲。14年間社長を務めたのち2003年ら会長移行。会長を経て2011年に名誉会長になったのち、2021年にはその職からも離れて名誉相談役に。2016年には功労者として東京都中央区の名誉区民に。

7代目:古屋浩吉

2003年就任

8代目:秋田正紀

1958年生まれ。創業家生まれではないが、6代目・古屋勝彦氏の義理の弟。30代前半だった1991年に松屋入り。2001年の常務昇進、2005年の専務昇進を経て2007年に社長就任。2023年に、代表権をもたない会長職へ移行。

9代目:古屋毅彦

1973年・東京生まれで創業家の人物。具体的には6代目・古屋勝彦氏の長男。学習院大学を経て銀行マンとして働いたのち、2001年に家業入り。2011年には取締役の一人に。2015年の常務昇進、2019年の専務昇進、そして社長補佐を経て2023年春に社長就任。常務時代の2017年にはNHKの「覆面リサーチ ボス潜入」という番組に出演し、変装をして新人として店で働くという社員ドッキリを行い、話題に。