カシオ計算機株式会社の歴代社長一覧

 
参考文献
https://www.casio.co.jp/company/history/
 


 
 

カシオの簡単な歴史

 
戦後間もない1946年、樫尾忠雄をはじめとする樫尾4兄弟によって創業される。
タバコ関連のアイデア商品や計算機の事業からスタートし、
1957年に法人化。
 
1970年に東証2部上場。
 
1970年代には電卓や腕時計(デジタル)事業に進出し、
1980年代に入ると電子楽器や液晶テレビにも進出。
 
1983年には耐衝撃腕時計「G-SHOCK」を発表し、
これが海外で大ヒットし、世界的なメーカーに。
 
21世紀に入ってからもデジタルカメラなどに進出し、
今では幅広い事業を展開する。
 
 
 
 

歴代社長

 
 

初代:樫尾茂(1957-1960)

樫尾4兄弟の父。1957年に会社組織となった際、息子達から頼まれて初代社長に就任。1960年までの3年間社長として活動

2代目:樫尾忠雄(1960-1988年末)

樫尾四兄弟の長男(1917年生)。1960年5月に父から社長職を受け継ぎ、1988年末まで28年半に渡ってカリスマ社長として活躍。退任後は相談役に

3代目:樫尾和雄(1988年末-2015)

樫尾四兄弟の三男(1929年生)。1988年末に長男からバトンタッチされ、2015年春まで26年半に渡って社長として活動。なお、在任中の1988-2011までは四兄弟の次男・樫尾俊雄が会社の会長を務めていた。2015年に退任すると会長に移行し、2018年まで会長を務めた

4代目:樫尾和宏(2015-2023)

和雄の息子で1966年生まれ。慶応大学を卒業してすぐ家業に入り、40代を迎えた2007年には執行役員の一人に。204年の専務昇格を経て2015年に親から社長職を引き継ぐ。2015年に同じく慶応大学出身の増田氏に社長を託し、自らは代表権をもつ会長に移行。

5代目:増田裕一(2023年から)

1954年生まれ。創業家以外から初めて誕生した社長。慶応大学を経てカシオ入りし、1983年からG-SHOCKプロジェクトの開発リーダーとして活躍。以後もずっと時計事業に従事してきた。専務を経て2023年に10歳以上年下の和宏氏から社長職を引き継いだ。

 
 


 
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