尾山基(Motoi Oyama)

 
参考文献
アシックス公式サイトの各公開資料
 


 

なんて読む?

おやま・もとい

性別

男性

生年月日

1951年2月2日

出身地

石川県

出身校/学歴

大阪市立大学

2022年からの新たな役職

株式会社アシックス 取締役会長

創業者との関係

義理の息子(創業者の娘/長女のダンナ)

 
 
顔写真(右側)

 
 

初期キャリア

 
北陸地方の石川県出身。
昭和26年生まれ。
石川で過ごしていた10代は陸上競技やバスケを経験。
 
大阪市立大学の商学部を卒業したのち、
会社経営ノウハウを学ぶため、独立を前提に
1974年春に大手商社の日商岩井(現在の双日)に入社。
 
高校の途中でバスケを辞めていたが勝者に入ってから再びプレー意欲が復活し、
大阪勤務時代に日商岩井のバスケ部入りしてキャリアを再開。
ドイツ駐在中もブレーを続けた。
帰国後は選手活動はせず、東京での会社員生活に専念。
 
東京で勤務していた頃の1980年、
バスケ選手という共通項により出逢った女性(アシックス創業者の長女)と結婚。
それにより、アシックスを創業した鬼塚喜八郎の義理の息子となる。
 
 
 
 

1982年にアシックス入社

 
約7年半に渡って日照岩井の社員として活動したのち、
2012年末に退社すると翌1982年1月に義理の父が経営するアシックスに入社。
 
営業や財務の仕事を経て、1990年にはアメリカ支社で働く。
(ナイキ・ジャパンの立ち上げにもかかわった)
 
1997年1月、第一事業本部ウォーキング事業部長に就任。
 
2001年、アシックスヨーロッパ支社の代表取締役社長に就任。
2004年にはヨーロッパ社の代表を務める傍ら、日本本社の取締役の一人となる。
 
2005年からはアシックスヨーロッパ支社において
社長から会長というポジションに替わる。
 
2006年には日本本社の常務に昇格。
 
 
なお、常務であった2007年に創業者の鬼塚氏は死去。
 
 
 

2008年から2018年までアシックスの社長として活躍

 
海外支社の社長や日本本社の常務などを経て、
2008年4月にアシックス株式会社の代表取締役社長に就任。
(前社長の和田清美氏は会長職に移行)
 
2011年には「代表取締役」から「代表取締役CEO」というポジションに移行。
 
創業者のスピリットをよく知るカリスマ後継者として活躍する中、
2013年にはテレビ東京系「カンブリア宮殿」に招かれるなど、
沢山のメディアに登場。
 
 
就任から9年が経過した2017年には
「代表取締役会長兼社長CEO」という会長/社長を兼務するポジションに。
 
 
 
 

2018年からは会長/CEO(そこから4年間も会社のトップを継続)

 
会長兼社長という役職になって後継者を探す中で、
同じく大手商社(三菱商事)出身という共通項をもつ
廣田康人氏へのとオファーが実り、
2018年1月に同誌がアシックスに入社。
 
そして、3カ月の準備期間を経て2018年3月末に
廣田康人氏が「代表取締役社長COO」に就任すると、
自身は「代表取締役会長CEO」というポジションに移行。
 
会長に移行したものの
CEO(Chief Executive Officer/最高経営責任者)
という役職は保持し、お飾りの会長ではなく、
新社長・廣田康人氏より上にポジションに位置。
 
 
 

2022年、廣田康人氏にトップの座を譲る

 
2018年に会長に移行したものの「会長/CEO」であったため
代表取締役社長COOである廣田康人により上の立場にあったが、
2022年にCEOから離れて代表兼ももたない「取締役会長」へと移行。
これにより、会社のまぎれないトップは廣田康人氏になった。
 
 
 
 


 
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