ワコール/ワコールHDの歴代社長一覧

 
参考文献
https://www.wacoalholdings.jp/group/turning_point/grouphistory/
https://www.wacoalholdings.jp/group/holdings/
https://www.wacoalholdings.jp/group/wacoal/
 


 

ワコールの簡単な歴史

 
 
1946年に個人事業・和江商事として創業。
3年後の1949年に和江商事株式会社を京都で設立。
 
1957年に商号をワコールに改称。
 
1964年に株式公開。
(2部からスタートして1971年に1部昇格)
 
1970年代に入ると海外進出が本格化。
 
1980年代から1990年代にかけては世界各地に現地法人を設立。
 
2005年、持ち株会社制度に移行し、
株式会社ワコール→株式会社ワコール・ホールディングス
に商号変更。
その上で新たに事業会社扱いの「株式会社ワコール」を新たに設立。
 
 

歴代社長一覧

 
2005年秋以降は事業会社ではなく、その上の持ち株会社社長。
お名前敬称略。
 
2005年の持ち株会社以降はやや複雑。
 
 

塚本幸一:1987年まで(初代)

1920年生まれ。近江商人の血を継ぐ商売の天才。第二次大戦から命からがら生還したのち、戦争の犠牲になる女性を輝かせる事業を行う事を決め、婦人下着業をスタート。1987年まで社長を務め、退任後は会長に。1998年死去。

塚本能交:1987-2018(2代目)

1948年1月29日生まれ。創業者の長男。名前の読み方は「よしかた」。1972年春に家業のワコール入社。その後、取締役・常務・副社長と昇進していき、1987年に父の後継者として新たな社長に。以降、31年に渡って代表取締役として活躍する中、2005年秋からは新設の事業会社の社長/会長を務めたほか、2012年からは買収したピーチジョンの代表も務めた。2018年に退任して代表権をもつ会長に。

安原弘展:2018-2023(3代目)

1951年12月生まれ。岡山出身で創業家の人間ではない。同志社大学を卒業したのち1975年にワコール入社。キャリア中期には100年近い中国滞在も経験。2004年にはウイングブランド(量販店向け)事業のトップに。2006年には事業会社・ワコールの常務となり、その後、事業会社では社長/会長まで昇進したほか持ち株会社の取締役に。2013年に持ち株会社専務、2016年に副社長と昇進していき、2018年に持ち株会社の新社長就任。そこから2023年まで5年に渡り、社長として活動。

矢島昌明:2023年から(4代目)

1960年生まれ。早稲田大学を卒業して1984年にワコール入社。2004年からはワコールインターナショナルホンコンの社長として活躍。2007年からは事業会社・ワコールの幹部となり、2018年には常務に。事業会社幹部を経て2022年には持ち株会社の常務執行役員/グローバル本部長就任。翌2023年春に持ち株会社の4代目社長就任。

 
 

中核事業会社・ワコールの社長に関して

 
2005年秋の持ち株会社制移行に際して新たに設立された中核事業会社・株式会社ワコール。
その事業会社社長に2005年10月就任したのは、2代目社長の能交氏
2011年からは事業会社の社長として3代目の安原氏が活躍していた。
(安原氏は2018年に事業会社において社長から会長に移行)
 
2023年時点の事業会社トップは川西啓介さん(2023年に51歳で就任)。
 
*川西氏就任以前は、前任者の伊東知康氏が2022年11月に事業不振の責任をとる形で辞任し、
持ち株会社3代目社長の安原氏がしばらく事業会社の社長も兼任してきた。
 
 
 
 


 
関連人物
塚本幸一