豊田家(トヨタグループ創業家)の家系図

幕末の時期、織物業の街にて豊田伊吉の息子として生まれ、様々な画期的織機を発明。20世紀に入り、豊田紡織・豊田自動織機製作所といった繊維・アパレル系企業を設立。自動車事業に進出したのは息子世代で、グループの創設者と言える佐吉自体はほぼ完全な繊維・アパレル分野の業界人。1930年死去

前妻。喜一郎の母。息子がまだ幼い頃に豊田家を去る

後妻。愛子の母

佐吉の弟

佐吉の息子。現在の東京大学にあたる大学を経て父が立ち上げた豊田紡織入り。キャリア初期は父の事業を手伝う繊維アパレル業界人だった。1926年に父が新会社・豊田自動織機製作所を立ち上げるとその会社の幹部に。父の死後、1933年に豊田自動織機製作所の一部門として自動車製造を開始。それを分離する形で1937年にトヨタ自動車工業を設立すると副社長に就任し、1941年からは10年近く社長を務めた。1952年春に急死。

読み方は「はたこ」。豊田喜一郎と1920年代はじめに結婚した女性。百貨店大手・高島屋の創業家である飯田家の女性で、高島屋創業者のひ孫にあたる。

佐吉の娘で、喜一郎の妹にあたる

旧姓「児玉」。兄はトーメン(旧東洋綿花)会長の児玉一造さん。もともとは豊田家の人間ではなく伊藤忠社員だったが、愛子と結婚して豊田家に婿入り。そして、義父・佐吉が設立した豊田紡織の常務として活躍。その後、10歳年下ではあるものの続柄的には義理の兄にあたる喜一郎が自動車事業を立ち上げ、1937年に「トヨタ自動車工業」を設立すると初代社長に就任。1941年には会長に移行し、義理の兄が2代目社長に。1952年6月死去

豊田平吉の次男で、1967年から15年に渡ってトヨタ自動車の5代目社長を務める。その後、会長も務めた。2013年に100歳で死去。

トヨタグループ自動車事業を創設した豊田喜一郎の息子/第二子。章男さんの父にあたる。1982年から10年に渡ってトヨタ自動車の6代目社長を務めた

章男さんのおじ。章一郎の弟/末っ子で、兄から引き継ぎ1992年から3年間、トヨタ自動車の7代目社長を務めた

喜一郎/二十子の長女/第一子

喜一郎/二十子の第三子

豊田英二の長男。アイシン精機社長・会長として長く活躍。2013年父が100歳で死去すると告別式の喪主に。

トヨタ自動車5代目社長・豊田英二の次男。トヨタ自動車の源流である豊田自動織機の社長・会長を経て2016年に中部経済連合会の会長就任

英二さんの三男。1947年生まれ。1977年にトヨタ自動車入り。2004年にグループ内の繊維系企業・トヨタ紡織へ出向し、2006年には同社社長に。2015年には会長に移行

利三郎/愛子の第一子

利三郎/愛子の第二子

利三郎/愛子の第三子。年が近い従兄弟の章一郎と仲良し

利三郎/愛子の第四子。年が近い従兄弟の章一郎と仲良し

章一郎の息子。1956年生まれ。20代後半だった1984年にトヨタ自動車入社。常務・専務・副社長を経て2009年にトヨタ自動車の11代目社長就任。以降、2023年春まで14年間に渡り社長を務め、2023年4月に会長移行。「モリゾウ」というドライバー名で、モータースポーツのドライバーとしても活躍してきた異色の人物

章一郎の娘

章男さんの息子。正確な生年月日不明ながら1980年代後半生まれ。慶應義塾大学出身。2021年に宝塚歌劇団出身の星蘭ひとみさんと結婚して大きなニュースに。2023年時点ではウーブン・バイ・トヨタという企業のSenior Vice Presidentという役職。会社HPによると、父親同様にモータースポーツのドライバーとしても活動しており、走行を通じて感じた事をいい車作りに反映されていく事を大事にしている模様。将来のトヨタ社長候補として幅広い人々からの注目度急上昇中

学習院の下部組織を経て宝塚音楽学院に入学し、2015年に同校を卒業。以降、星蘭ひとみという芸名で活躍してきた人物。報道によると2020年に大輔氏と知り合い、交際がスタートして結婚する事に