サヴィル・ロウ(Savile Row)

 
ファッション雑誌やWEBで、よくその単語は登場するものの、
一体何のことなのかわからない人も多いと言われる
「サヴィル・ロウ(Savile Row)」という語句に関する各種情報。
 
 

サヴィル・ロウ(Savile Row)とは?

 

ロンドンの中心部に位置するメイフェア地区の一番東の方にて、北から南にかけて通る道。
マップを参考にすると全長は400mから500m程度。
 
「スーツ/紳士服の聖地」と言われる通りで、この通りには
GIEVES&HAWKESをはじめとして世界屈指のテーラー/仕立屋が軒を連ねる。
 
19世紀からスーツ/軍服作りの要衝として歴史を歩みはじめ、
王室ご用達・英国軍御用達のステータスを武器として急成長し、
20世紀前半にその地位を確固たるものにする。
(オートクチュールの世界におけるパリ中心部のような存在)
 
ここで修業を積みたいと思う若者がどんどん現れる中、
あのアレキサンダー・マックイーンをはじめとして、多数の世界的デザイナーを輩出してきた。
 
 
世界中のビジネスマンの中で、サヴィルロウに行って自分のスーツを作
ってもらう事を夢見ている人も多いと言われる。
 
 
 

通りにある主な店(Googleマップ/ストリートビュー参考)

 

  • GIEVES&HAWKES・・・・・もともとは英国の軍服を作っていた老舗
  • Hackett London
  • Gary Anderson
  • Huntsman & Sons
  • Hanmire
  • William Hunt
  • The Deck London
  • Cad & The Dandy
  • Richard James
  • △Dsquared2・・・・・サヴィルロウ北端の角地にあり。別の通りにも面する

 
 
閉鎖

  • Hardy Amies

 
その他、ヘンリー・プールという老舗も現状では店舗見つからず。
 
 
 

サヴィルロウ出身の主なデザイナー

 
 

オズワルド・ボアテング

サヴィルロウでの修行を経て自身の名を冠したブランドを立ち上げ、1990年代半ばからパリコレやロンドンコレクションの中心的メンズデザイナーの1人として活躍

アレキサンダー・マックイーン

サヴィルロウで技術を学んだのちイタリアで更なる修行を積む。帰国してセントマーチンズで幅広い技術を学び、1990年代半ばから世界的デザイナーとして活躍

Idris Balogun

ナイジェリア出身の男性。14歳の頃からサヴィルロウの名門・Hardy Amiesで修業を積む。バーバリーで活躍したのちWinnieというメンズブランドを立ち上げ、2021年にパリコレデビュー。

鈴木一郎

大学を出てから渡英し、2005年にロンドン・カレッジ・オブ・ファッションに入学。校内で活躍する中で就労ビザを取得し、サヴィルロウ老舗のヘンリー・プール(HENRY POOLE)で6年に渡って修業を積んだ。年からICHRO SUZUKIというブランド名でのコレクション発表を開始。2014年からはメゾン・マルジェラのメンズデザインチームに加入

 
 
 
 
 
 
 

 

 

 


 
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