毎日ファッション大賞のグランプリ受賞回数ランキング

 
 

  • 日本人デザイナーの中で一番すごいのは誰なのか?
  • 川久保玲と山本耀司は、どっちのほうがすごいのか?
  • 三宅一生と高田賢三はどっちのほうがすごいのか?
  • コシノ三姉妹の中で一番結果を残しているのは誰なのか?

など、わかりにくい「日本人デザイナーのランク」
を調べている人には役立つと思われる、
「毎日ファッション大賞」
https://macs.mainichi.co.jp/fashion/
のグランプリ受賞回数ランキング情報。
 
 

毎日ファッション大賞の概要(すごさ/ステータス)

 
 

主催者

毎日新聞社・・・・・同社の創業110周年を記念して創設

創設年度

1983年

選考委員

国内最高ランクの業界人達(高級モード誌の編集長/ジャーナリストなど)

授賞式の時期

10月頃

主な設置賞

グランプリ(主に中堅デザイナー向け)

新人賞(新人デザイナー向け)

鯨岡阿美子(ジャーナリストなどが対象)

話題賞

一般的な認識/受賞価値

国内外で活躍する日本人デザイナーを対象とする日本最大の賞

受賞しただけでデザイナーとしての国際的な地位が一気に高まる

ほぼすべてのデザイナーがこの賞を受賞する事を目標にしていると言われる

一度受賞した事があるか、2階以上受賞しているかどうかは、デザイナーとしてのランクに大きく影響

文学界でいうところの「直木賞」に近い存在

グランプリ受賞にて一気にデザイナーとしてのランクが上がった事をきっかけとして、パリコレやミラコレに進出するデザイナーが多い

その他特長

「大御所」扱いとなったデザイナーは強すぎるため、基本的に選考から外れる

 
 
 

グランプリ受賞回数ランキング(2021年時点)

 
2000年は「グランプリ/大賞=該当者なし」という扱い。
そして大賞の代わりに大御所・三宅一生氏が
「ミレニアム記念賞」という特設賞を受賞している。
それを実質的な「大賞/グランプリ」受賞ととらえると三宅氏は4回受賞。
 
 

3回(4回)

三宅一生(1984年・1989年・1993年・△2000年)

2回

川久保玲(1983年・1988年)

山本耀司(1986年・1994年)

高橋盾(2001年・2013年)

阿部千登勢(2007年・2015年)

古田泰子(2009年・2018年)

1回

高田賢三(1985年)

熊谷登喜夫(1987年)

小野塚秋良(1990年)

小西良幸(1991年)

志村雅久(1992年)

鳥居ユキ(1995年)

菱沼芳樹(1996年)

コシノヒロコ(1997年)

滝沢直己(1998年)

渡辺淳弥(1999年)

津森千里(2002年)

加茂克也(2003年/ヘアメイク)

永沢陽一(2004年)

渡辺敬子(2005年)

皆川明(2006年)

(株)アバンティ(2008年)

勝井北斗/八木奈央(2010年)

平田暁夫(2011年)

阿部潤一(2012年) 

宮前義之(2014年)

落合宏理(2016年)

吉原秀明/大出由紀子(2017年)

森永邦彦(2019年)

熊切秀典(2020年)

小泉智貴(2021年)

 
 
 
海外メディアにおいて
「1980年代の川久保玲・山本耀司以来、世界トップレベルの日本人デザイナーが誕生していない」
と言われる事も多い中、

  • 高橋盾(アンダーカバー)
  • 阿部千登勢(sacai)
  • 古田泰子(TOGA)

の3人は国際的な活躍ぶりが突出しており、デザイナーとしてのランクが年々向上中。
 
特に阿部千登勢の国際的なランクの上昇ぶりが目立つ状況。
(2021年には引退したゴルチエのオートクチュール第1回ゲストデザイナーに選出された) 
 
 
 
 
 
 

大物ながらグランプリ受賞歴がない主なデザイナー

 
受賞していない事を相当悔しがっている人もいると言われる。
 

  • 山本寛斎
  • 島田順子
  • コシノジュンコ
  • コシノミチコ
  • 田山淳朗
  • 丸山敬太
  • 三原康裕
  • NIGO

 
 
 
 
 

ランクの分析

 
1970年代・1980年代に活躍した高田賢三は、
1990年代に入って経営が傾いてブランドをLVMHに売却した事もあり、1度しか受賞していない。
ただし、毎日ファッション大賞が1970年代から存在していたら、
彼がパリコレデビューした1973年から1982年の間に2回くらいはグランプリを受賞していたと思われる。
 
 
そういった事から分析すると、

三宅一生(ISSEY MIYAKE)
川久保玲(COMME des GARCONs)
山本耀司(Yohji Yamamoto)
高田賢三(KENZO)

 
が「BIG4」と言える存在。
世界中のデザイナーに「尊敬しているデザイナー」を聞くと、
日本の中では、この4人を挙げる人が多い。
 
大御所の中ではKANSAI YAMAMOTO・JUNKO KOSHINOの
国内外の雑誌/各メディアでの取り上げられ方は小さめであった傾向。
 
 
 
 

 

 
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