少品種多量生産と多品種少量生産の特徴・メリット・デメリット
少品種多量生産とは?
こちらは、商品数はわずかに留めて、
それを大量販売していく商品戦略の事。
例えばアパレル業界でいうと
毎シーズン、少ない品数を衣料を海外で大量生産し、
世界全土の一般所得層・低所得層に販売しているユニクロが代表的な存在。
多品種少量生産(多品種小ロット」
少品種大量生産とは対照的な
「多品種少量生産」という商品戦略とは、
その名の通り、できるだけたくさんの商品を生産し、
幅広いニーズに応えていこうという戦略の事。
アパレル業界でいえば、
1点もの商品が多いしまむらが代表的な存在。
(ただし、しまむらの商品は自社制作ではなく、提携企業による生産で、その中からしまむらが気に入ったものを仕入れるスタイル)
それぞれのメリット・デメリット
少品種大量生産 | 多品種少量生産 | |
製作の大変さ
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作る側は たくさんの事を 覚えずに済むので楽。
*海外生産の場合は たくさんの事を おしえこまずに済む。
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自社制作の場合、 作り手はたくさんの事を 覚える必要がある。
*しまむらのように 仕入れ方式の場合は除く。 |
ニーズ対応
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きめ細かな ニーズには非対応 |
きめ細かなニーズに 対応できる |
売り残りリスク
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顧客の受けが悪かったら 大量に売れ残る (経営に大打撃)
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売れ残ったとしても 大した数ではないため 大きな問題はなし。 |
品切れリスク
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少ない |
例えば衣料品だと 1サイズ1点の入荷だったら すぐに売り切れる。
よく言えば 希少性を演出できる。
逆に品切れ多いと 顧客からの 不満募りやすい。
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かぶり (衣料の場合)
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街中で同じものを 着た人に出会いやすい |
人とかぶらなくて済む |
原材料費
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大量注文の スケールメリットで 安く済ませられる
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スケールメリットを 得られない |
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