マルチブランド戦略とは?
マルチブランド戦略の意味,概要やメリット
マルチ・ブランド戦略とは、
multi(マルチ)という英単語がもつ
- 多様な
- 多い
- 複数
というような意味合いが関連。
具体的には、
一つの企業/ブランドが社内で多種多様のブランドを保有・展開する事で、
業績アップを目指したり、どんな景気状況にも対応できるようにする戦略の事。
例えば、アパレル業界などでこの戦略をとっているブランドがある。
ビジネスセンスに長けた社長が率いするケースが多い。
具体例:アルマーニ
イタリアの敏腕ビジネスマン、
ジョルジオ・アルマーニ氏が創業したアルマーニ社は
世界のアパレル業界の中でマルチブランド戦略を
導入している企業として有名。
具体的には
(2010年代後半時点)
- ジョルジオアルマーニ・プリヴェ・・・・・超高級オートクチュールライン
- ジョルジオ・アルマーニ・・・・大人向けの高級ライン
- エンポリオ・アルマーニ・・・・・主に若い世代向けの高級ライン(価格安め)
- EA7・・・・・スポーツ系カジュアル(低価格)
- ARMANI CASA・・・・・インテリア系
- アルマーニ・エクスチェンジ・・・・・幅広い世代に向けた低価格カジュアル
といったブランドを展開。
年齢層的にも大人だけでなく子供も対象。
この戦略により、あらゆる事態に対応する事ができるほか、
あらゆる世代・性別・所得層を顧客に出来る。
[補足]
ブランド再編中で
- アルマーニ・コレッツィオーニ
- アルマーニ・ジーンズ
に関しては、2010年代後半に統合
その他のマルチブランド企業
アパレル系でいうと、
- ラルフ・ローレン
- ファーストリテイリング社(会社全体では様々なブランドを保有)
- インディテックス社(ZARAなど様々なブランドを保有)
などが該当。
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