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スクラップ&ビルド

 
scrap&build
 
 
スクラップ&ビルドは、
保守的ではなく、過去の常識や成功例にはとらわれない経営体質の会社が
用いる傾向の経営上の戦略。
 
 
具体的な意味としては、
時代の流れの中で立地的/コンセプト的に儲からなくなってきた店(館)
老朽化してきた店(館)
などはためらうことなく(いさぎよく)閉店し、
採算性の合う業態・最新設備が揃う大型店に転換したり、
近隣のより良い立地に新店舗を建設したりする事。
(その他、色々なビルド例があり)
 
*その他のビルド例は他の資料でご確認ください。
 
 
 
小売業の中では、ファッションビルのマルイは
「スクラップ&ビルド」戦略を推進している会社の代表例。
1966年から早くもこの戦略を導入して、不採算店などを容赦なく閉店・リニューアルさせてきた。
閉店した店の中には、modiという別業態に生まれ変わった店舗もあり。
 
その他、コンビニ業界も常にスクラップ&ビルドを行っている。
 
 
 
 

例:丸井新宿店

 
1962年にオープン。
(新宿駅東口。アルタと伊勢丹の中間あたり)
 
 

マルイヤング新宿に改名
(1980年代にはDCブランドブームを支える)
 
 

ファストファッションブームが吹き荒れる中、
2009年に「マルイ・カレン」という若い女性をメインターゲットにした
ファストファッション系の館に転換
 
 

ファストファッションブームが一段落した中、
2012年3月にマルイカレン閉店
 
 

その後、マルイグループの賃貸ビルとなり、
跡地のビルは他の会社のブランドの店などが入店
 
 

2016年9月にはビル自体を売却する事を決定。
マルイHPニュースリリースによると、
芙蓉総合リース株式会社への新宿東口ビル)の譲渡額は約130.1億円になった。
 
 
 
 

 


 
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