ジャンヌ・モロー(Jeanne Moreau)

 
参考文献
https://www.chanel.com/us/about-chanel/the-history/1960/
 


 
1928年1月、フランス・パリにて
カフェオーナーの父(フランス人)、踊り子の母(英国人)の間に生まれる。
 
少女時代から女優を目指し始め、
戦後の1947年、10代後半の頃にまず舞台女優として活動しはじめた。
 
その後、映画界に進出してしばらくは不遇の時代が続いたが
30歳を迎える1958年に「死刑台のエレベーター」という作品でブレイク。
 
1960年代に入ると、ココ・シャネルの紹介で出会ったデザイナー、
ピエール・カルダンと、彼(カルダン)が衣装制作を担当した映画
「天使の入江(1963年公開)」を通じて関係が深まっていき、恋人関係に。
当時のパリモード界において大物デザイナーと大物女優の関係は大きな注目を浴びた。
(カルダンとは結婚せず)
 
40代前半まで女優一本で活躍したのち、
1970年代後半に入ると映画監督業にも進出。
 
一方で女優としても50代から70代にかけて様々な作品に出演。
また大規模な映画祭の審査員などとしても活動。
 
半世紀以上に渡って映画界で活躍する中、
晩年には様々な映画関連賞を受賞。
 
 
2017年夏、89歳で死去すると
世界中のメディアがその死を報道し、
フランスのマクロン大統領も国民的女優に対して追悼コメントを出した。
 
2020年、ピエール・カルダンに関する伝記映画が公開。
その中でカルダン本人がモローとの関係を語り、
現代の若者達の間でも脚光を浴びる。
 
 
 

 

 
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