アーサー"ボーイ"カペル(Arthur "Boy" Capel)
ガブリエル・シャネルにおいて"生涯最愛の人"とされる男性。
国籍/出身 | イギリス |
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通称/愛称 | ボーイ・カペル |
若くして石炭運輸業を成功させて富を築いたイギリス人ビジネスマン。
(純粋な英国人ではなくイギリスとフランスのハーフ)
1909年(1908年説もあり)、フランスの女性、ガプリエル・シャネル/当時20代半ばと出会う。
なお、カペルはもともとガブリエメが交際していたバルサンの知人。
バルサンは当時地位の低かった女性という存在が本格的なビジネスをする事に好意的ではなかったが
自力でビジネスマンとして成功をおさめたカペルは、ガブリエルの自立に好意的だった。
1910年、熱意溢れるガブリエルに対して出資をし、
ガブリエルはパリのカンボン通りにてCHANELの事業をスタート。
仕事で成功するガブリエルと1910年代半ばに親密な時間を過ごす。
なお、ガブリエルにとって1910年代最大の名作である「ジャージドレス」は
彼女がカペルが着用するニット商品(セーターやカーディガン)を借りてきていた中、日の着心地に魅了され、誕生したものとされる。
1910年代後半には身分の高い貴族の女性と結婚するものの、ガブリエルとの愛人関係は継続。
1919年、クリスマスの時期にフランスのカンヌにて自動車事故を起こし、若くして死去。
その後、最愛の女性・ガブリエルは立ち直るまでにかなりの時間を要したとされるが、
1920年代初頭に旅行(付き合いのある夫妻と3人で)を経て心身が回復。
そして名作「リトルブラックドレス」を誕生させるなど、デザイナーとしてさらなる飛躍を遂げた。
- ガブリエルに初期出資した
- ジャージドレス誕生のきっかけを作った
- 1910年代におけるガブリエルの情熱の源になった
といった意味で、メゾンスタッフやそのファン達から強くリスペクトされる。
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