ビル・ゴア(Bill Gore)

 
参考文献
https://www.gore.co.jp/about/the-gore-story
https://www.gore.com/about/the-gore-story
https://www.youtube.com/watch?v=5IzczPC_Dwk
 


 

生年

1910年代前半[正確な年度は不明]

没年

1986年

フルネーム

Wilbert L. Gore

通称

Bill Gore

配偶者

Genevieve Gore(Vieve Gore) 2005年死去

有名な息子

ボブ(ロバート)・ゴア・・・・・GORE-TEX開発者

 
 

初期キャリア

 
1933年にアメリカ西部のユタ大学にて化学工学学士号と物理化学修士号を取得。
 
1930年代半ばには、
のちにゴア社の共同創業者となるウエストヴァージニア出身の
ジュネヴィーヴ(ヴィーヴ)という女性と結婚して5人の子供を授かり、
世界が平和だった頃は家族でキャンプ/ハイキングなどをし、ユタ州の自然に親しんだ。
 
そんな父は第二次世界中にアメリカの大手化学メーカー
「デュポン」に入社して、アメリカ東部・ニューヨークの軍需工場にて勤務。
 
1945年に戦争が終わったのち転勤でニューヨークから近い
デラウェア州に家族を連れて移住。
 
そして1950年にデラウェア州のニューアーク近郊に2万坪近い土地を買い、
家族と共に手作りの大きな家を建築した。
 
デュポンというアメリカを代表する大企業にて長く働き、
順調なキャリアを歩んでいた彼ながら、
もともと発明家/起業家気質がある中、
社員誰もが自由な働ける新しい会社を設立する事を夢見だす。
 

1958年に妻と会社を設立

 
そしてデュポンからの独立の決定打となるような事業を模索する中、
1938年にデュポン社が開発したPTFE(ブランド名=テフロン)
を実用化できないかと思い始め、
息子のボブ(ロバート)と共に新設した地下実験室で様々な実験を繰り返す中、ある大きな成功をし、それを機に独立して
1958年の正月、夫妻が共に40代半ばだった頃、
W. L. Gore & Associatesという会社をヴィーヴと共に立ち上げた。
(創立日の1958年1月1日は妻との23回目の結婚記念日にあたる)
 
会社立ち上げ後、前の会社の同僚や親族を会社に誘い、多忙な生活がスタート。
 
 
1963年には大学院を卒業したボブが家業に入り、
親子2代でのビジネスがスタート。
 

転機となった1969年

 
その後、急成長を遂げるゴア社は1969年に
アポロ11月号の月面着陸プロジェクトに大きく貢献。
 
そんな勢いの中、息子のボブは伸縮性の高いPTFE
「ePTFE(GORE-TEXメンブレン)」の発明に成功する。
 
 
そして、1970年代以降、ビルと妻のヴィーヴが設立した
W. L. Gore & Associatesは急成長。
 
 

夫婦の死去

 
自身がもともと理想としてきた理念の会社を設立し、
(理念=上下関係のない非ピラミッド型の自由な会社)
その会社を家族と共に大きく発展させたのち、
70代だった1986年に死去。
 
2005年には夫より約20年長生きした妻のヴィーヴも亡くなった。
 
会社の公式YouTube映像によると
創業者夫妻の思想は死後も社内にていきづいており、
子孫や現役社員たちから強くリスペクトされているという。
 
 
 


 
関連人物
ボブ・ゴア
 
 
 

 

 
海外業界人メニュー

 
 
アーティスト/セレブ