アイリス・アプフェル(Iris Apfel)

 

生年月日

1921年8月29日生まれ

性別

女性

国籍/出身

アメリカ

前職/本職

WWD編集者

インテリアデザイナー

 
 
顔写真

 
 

生い立ち/WWD時代

 
日本画まだ大正時代であった1921年の夏の終わりに
アメリカ東海岸のニューヨークのクイーンズ地区で誕生。
 
幼かった1929年にはNYを発信源とする世界大恐慌をリアルタイムで経験した。
 
地元の大学でアートを学んだのち、
世界最大級のアパレル業界新聞「WWD(Women's Wear Daily)」の編集部入りし、エディターとしてしばらく働いた。
 
 

20代後半から50年以上に渡ってインテリアデザイナーとして活動

 
20代半ばであった1947年、のちに夫となるカール・アブフェルとニューヨークで出会い、
1948年2月、26歳の頃にカールと結婚。
それを機にマスコミの世界からは引退。
 
1950年、夫のカールと共に
「Old World Weavers」という会社を設立。
そして、アンティーク家具の修復業を軸として
長くインテリアデザイナーとして活動。
 
歴代大統領から愛され、ホワイトハウスの装飾に関する仕事なども経験した。
 
しかし、この時点では一般的な知名度は低い状態であった。
 
 
 

83歳でのインテリアデザイナー引退後

 
2000年代半ばに83歳でインテリアデザイナーを引退。
 
そんな時期に、ひょんな事がきっかけでNYのメトロポリタン美術館にて、
アイリスと夫のカールが長いキャリアの中で収集してきた
アンティーク商品を公開する展示会が開催され、
これをきっかけとして80代に入ってから世界的な知名度を獲得。
 
以降、一度見たら忘れられない大きなメガネが印象的なルックスを武器に
SNSをきっかけとして世界中でインフルエンサーが登場する中、
若い世代の人達と共にファッションインフルエンサーとして活躍。
具体的にはNYコレクションのショーの観覧者として
アナ・ウインターなどと共におなじみの存在となる。
 
インフルエンサーとして大ブレイクして多忙を極める中、
2015年、長く連れ添った夫のカールを亡くす。
 
2016年春、
「アイリス・アプフェル!94歳のニューヨーカー」
という映画が公開され、日本での一般的な知名度も高まった。
 
なお、この映画が制作されたのはまだ夫が生きていた2014年頃のため、
前年に亡くなった夫のカールもいたるところで登場する。
 
 
2019年秋、98歳の頃に日本のファーストリテイリングからのオファーがかかり、
同社の展開するユニクロの定番アイテム「フリース」のテレビCMに出演。
 
100歳を迎えた2021年秋にはスウェーデンのH&Mと
コラボ―レーションを行うなど、現役バリバリで活躍し続ける。
 
 
 

関連映像

 
Iris Apfel Interview: Fashion Icon Discusses Her Work | The New York Times

 
 
 
 
 
 
 
 
 

 

 
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