ミナ・ペルホネン(mina perhonen)

 
 

ミナ・ペルホネンの歴史・概要

 
デザイナー=皆川明(Akira Minagawa)
1967年生まれ。
東京都大田区出身。
 
10代の頃は大学の駅伝選手をずっと目指していたが、
高校の頃に脚を怪我してその夢を断念。
駅伝強豪大学への進学ができず、途方に暮れていた中、
1986年にパリに行ってみたところ、ひょんなことから現地にて
ファッションショーの手伝いをする事になり、
その仕事がおもしろかったため、ファッションの道に進む事を決めた。
 
帰国後、1987年に新宿エリアの名門服飾学校・
文化服装学院に入学して服作りを学ぶ。
卒業後は某メーカーなどで勤務。
 
1995年、27歳の頃ににミナ・ペルホネンの前身である「Mina」を立ち上げる。
そして東京西部の八王子にアトリエを構え、
長く着続けてもらう服を作る日々がスタート。
ただし、創業当初はデザイナー業だけでは食べていけなかったため、
1997年までは魚市場でのアルバイトを続けて生計を立てる。
その魚市場でのバイト生活の中で、デザイナー業でも活きる
プロとしての大事な考え方を学んだ。
 
 
1997年頃からは国内のファッション業界にて
どんどん評価が高まっていく。
 
アトリエは1999年に阿佐ヶ谷・2000年に自由が丘へと移転し、
2000年には直営店をオープンさせた。
 
2003年、ミナというブランドを
「ミナ・ペルホネン(mina perhonen)」
へと改称。
 
2003年ロンドンファッションウィークに参加。
 
 
そして、国内での評価がどんどん高まっていく。
2006年には国内最大のデザイナー向け賞である
「毎日ファッション大賞」の大賞を受賞し、国内デザイナーのトップにまで上り詰めた。
 
 
2000年代半ばには、わずかな期間ながら、
世界最大級のファッションショーとして有名な
パリコレクションに参加するまでになった。
 
 
テキスタイルブランドとしての側面を持つのが特徴。
作品はオリジナルの布作りからスタートする。
 
 
 
 

ミナ・ペルホネンのブランド名由来

 
 
ブランド公式サイトに記述あり。
 

  • mina=フィンランド語で"私"
  • perhonen=フィンランド語で"蝶々"

デザイナーの苗字との関係は公式的記述なし。
 
 
 
 
 

ミナ・ペルホネンの商品価格帯

 
レディース商品が中心。
メンズ・キッズはあまりなし。
 
 

  • 衣料品=5万円から20万円くらい
  • バッグ=1万円台くらい
  • 生活雑貨=価格帯幅広い(1万円以下の商品もあり)
  • 生地(1mあたり)=1000円から2000円くらい

 
 
価格は高額ながら長く着続けられるように大事に作られており、
5年・10年と着続けていく事も可能と言われる。
長く着る事を前提に買う場合は、そんなに高くはない。
(5万円の商品を5年着れば、1年あたりのコストは1万円で済む)
 
 
 
[定番商品]
エッグバッグ・・・・・・卵型の特殊なバッグ。こちらの価格帯は1万円台
 
 

ミナ・ペルホネン顧客年齢層/ターゲット

 
 
https://www.instagram.com/explore/tags/minaperhonen/
https://twitter.com/hashtag/minaperhonen
 
 
 
生地がオリジナルで少量を大事に生産している事もあり、
このブランドの商品はかなり高額。
そして、所得層としては基本的に富裕層ターゲットと言われる。
 
年齢層に関しては、ファン層が際立って多い世代はないようで、
20代から50代以上まで幅広い世代が愛用。
 
 
 

同じ系統のブランド/競合ブランド

 
 

  • ステラ・マッカートニー・・・・・世界一有名な先進的サステナブルブランド
  • beautiful people・・・・・・たくさんの着方ができるサステナブルな作品を発表しているブランド
  • eri utsugi・・・・・・元メルシーボークーの宇津木えり氏が新たに立ち上げた受注生産型のサステナブル系デザイナーズブランド

 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
 
無料サンプル号あり


Fujisan.co.jp:WWD JAPAN

 
 
 
 
[日本(東京)系高級ブランド]

ブランド名

それぞれ、どんなブランドか?

AKIKOAOKI

ファンタジー要素を持つ若手デザイナーズブランド

AURALEE

カジュアル系/低価格

BASICKS

元C.DADAの森川氏による"循環"がテーマのカジュアルブランド/低価格

beautiful people

実験的な作風/20以上の着方ができる特殊でコスパの良い作品も展開

DAIRIKU

大坂の古着文化から影響を受けた若手によるメンズ系ブランド

doublet

「違和感のある日常着」がコンセプト/2018年にはLVMH PRIZE受賞

D'URBAN

レナウン社の基幹ブランド

eriutsugi

受注生産形式のサステナブル系ブランド

FACETASM

ストリート系/アヴァンギャルド/ワイドなシルエットの作品が多い

FACTOTUM

メンズカジュアル系

FETICO

ボディコンシャスな作風が特徴

FUMITO GANRYU

コムデギャルソンから独立したブランド

h.NAOTO

中世ヨーロッパの雰囲気漂うゴシック系ブランド/「黒服」にこだわり

HARUNOBUMURATA

元JIL SANDER主要スタッフによるミニマリズム系ブランド

HIROKO KOSHINO

50代以上のシニアミセス層から絶大な人気/崩れてきた体型をうまくカバーする作品を展開

HYKE

レディース/東京コレクションのトップブランド

Hysteric Glamour

ロック音楽とアートとファッションの融合がテーマ

ICB

オンワード/NYコレクションに不定期参加

kotohayokozawa

アヴァンギャルド系/若い女性層に人気/低価格

Lautashi

モデル・鈴木えみのレディースブランド

LIMI feu

黒服系

malamute

ニット作品を中心とするカジュアル寄りのブランド

Mame Kurogouchi

元イッセイミヤケスタッフのブランド

MIDORIKAWA

2021年のLVMH PRIZEセミファイナリストとして話題

MIKAGE SHIN

ジェンダーレスを最大の特徴とするアヴァンギャルド系ブランド

mina perhonen

高価ながら長持ちする衣料が人気

matohu

和洋折衷系の独特な作風

pillings(旧RYOTAMURAKAMI)

カラフルでファンタジー性の高い作品を展開

RequaL

コムデギャルソンの作風に通ずる超アヴァンギャルドな若手デザイナーズブランド

RYUNOSUKEOKAZAKI

ANREALAGE同様の実験的&アヴゃンギャルドな作風/LVMH PRIZE 2022セミファイナリスト

soe

メンズカジュアル系

SOSHIOTSUKI

アラサー世代の間で人気のメンズブランド/モノトーン調作品が多い

sulvam

元ヨウジヤマモトスタッフのブランド

TAAKK

近年はパリコレ参加

tiit tokyo

レディース系

TOKUKO 1er VOL

ミセス層向け/カラフル

Ujoh

近年は海外で活躍

YUKI HASHIMOTO

メンズ専門/アヴァンギャルド

ZIN KATO

低価格\マダム層に人気のエレガント系ブランド

組曲

オンワードの基幹ブランド

 
 
 
 


 
[他国/都市のカテゴリ]

 
 
[ファッション誌系メニュー]