TOKUKO 1erVOL(トクコ・プルミエ・ヴォル)
TOKUKO 1erVOLの概要・歴史
1989年(平成元年)に設立されたブランド。
大きな眼鏡とボリューミーなヘアスタイルが特徴の
デザイナーの前田徳子(Tokuko Maeda)さんは、
東京都心の名門服飾学校・文化服装学院のデザイン課を1969年に卒業。
(山本耀司も同じ年に同校を卒業している)
その後、1970年代半ばにフランスに渡り、
「ドロテ・ビス」というパリコレクション系ブランドにて働き始める。
在籍中にはアシスタントデザイナーまで上り詰めた。
その後、1983年にはイタリアのミラノコレクション系ブランド
マックスマーラ社に移籍し、同社のセカンドブランドである
スポーツマックス(SPORT MAX)のチーフデザイナーとして活躍。
1989年にはフランスで活動しながら自身のブランド
「TOKUKO 1er VOL」
を立ち上げ、日本で開催される世界的なファッションショー
東京コレクションに参加するようになった。
以後、1990年代・2000年代・2010年代と約30年に渡って
東京コレクションに参加している。
ブランドを全国展開しているのは大手メーカーのレナウン。
色彩豊かであるほか幻想的な作風が特徴とされる。
「TOKUKO 1er VOL」というブランド名の由来とは?
ブランド名は公式サイトなどで明かされていて判明している。
TOKUKOはもちろん前田徳子の"徳子"で、
全体的には
「徳子(トクコ)からの第1便」
といったような意味合いとなるフランス語。
トクコ・プルミエ・ヴォルのターゲット/顧客年齢層
東京コレクション公式サイトを参考にすると、
国内で開催されるファッションショーには
20代くらいの若い女性モデルばかりが登場。
しかし、ターゲットが20代ということはなく、
出店している百貨店にてどんなフロアに店があるかを分析すると、
ヒロココシノ
ヨシエイナバ
ジュンアシダ
ユキトリイ
ハナエモリ
といったブランドのそばに店があるため、
40代以上くらいのミセス層がメインターゲットのようです。
インスタグラムでも
若い女性が着用している写真はほとんど見かけません。
https://www.instagram.com/explore/tags/tokuko1ervol/
東京コレクションのショー映像
2020年春夏シーズン
無料サンプル号あり
Fujisan.co.jp:WWD JAPAN
[日本(東京)系高級ブランド]
ブランド名 | それぞれ、どんなブランドか? |
---|---|
AKIKOAOKI | ファンタジー要素を持つ若手デザイナーズブランド |
AURALEE | カジュアル系/低価格 |
BASICKS | 元C.DADAの森川氏による"循環"がテーマのカジュアルブランド/低価格 |
beautiful people | 実験的な作風/20以上の着方ができる特殊でコスパの良い作品も展開 |
DAIRIKU | 大坂の古着文化から影響を受けた若手によるメンズ系ブランド |
doublet | 「違和感のある日常着」がコンセプト/2018年にはLVMH PRIZE受賞 |
D'URBAN | レナウン社の基幹ブランド |
eriutsugi | 受注生産形式のサステナブル系ブランド |
FACETASM | ストリート系/アヴァンギャルド/ワイドなシルエットの作品が多い |
FACTOTUM | メンズカジュアル系 |
FETICO | ボディコンシャスな作風が特徴 |
FUMITO GANRYU | コムデギャルソンから独立したブランド |
h.NAOTO | 中世ヨーロッパの雰囲気漂うゴシック系ブランド/「黒服」にこだわり |
HARUNOBUMURATA | 元JIL SANDER主要スタッフによるミニマリズム系ブランド |
HIROKO KOSHINO | 50代以上のシニアミセス層から絶大な人気/崩れてきた体型をうまくカバーする作品を展開 |
HYKE | レディース/東京コレクションのトップブランド |
Hysteric Glamour | ロック音楽とアートとファッションの融合がテーマ |
ICB | オンワード/NYコレクションに不定期参加 |
kotohayokozawa | アヴァンギャルド系/若い女性層に人気/低価格 |
Lautashi | モデル・鈴木えみのレディースブランド |
LIMI feu | 黒服系 |
malamute | ニット作品を中心とするカジュアル寄りのブランド |
Mame Kurogouchi | 元イッセイミヤケスタッフのブランド |
MIDORIKAWA | 2021年のLVMH PRIZEセミファイナリストとして話題 |
MIKAGE SHIN | ジェンダーレスを最大の特徴とするアヴァンギャルド系ブランド |
mina perhonen | 高価ながら長持ちする衣料が人気 |
matohu | 和洋折衷系の独特な作風 |
pillings(旧RYOTAMURAKAMI) | カラフルでファンタジー性の高い作品を展開 |
RequaL | コムデギャルソンの作風に通ずる超アヴァンギャルドな若手デザイナーズブランド |
RYUNOSUKEOKAZAKI | ANREALAGE同様の実験的&アヴゃンギャルドな作風/LVMH PRIZE 2022セミファイナリスト |
soe | メンズカジュアル系 |
SOSHIOTSUKI | アラサー世代の間で人気のメンズブランド/モノトーン調作品が多い |
sulvam | 元ヨウジヤマモトスタッフのブランド |
TAAKK | 近年はパリコレ参加 |
tiit tokyo | レディース系 |
TOKUKO 1er VOL | ミセス層向け/カラフル |
Ujoh | 近年は海外で活躍 |
YUKI HASHIMOTO | メンズ専門/アヴァンギャルド |
ZIN KATO | 低価格\マダム層に人気のエレガント系ブランド |
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